8月、新世代ターボディーゼル「D4」を搭載したボルボのミドルクラスステーションワゴン『V60 D4 R-DESIGN』で東京~鹿児島間を概ね市街地および郊外道7割、高速2割、山岳路1割という比率で3500kmドライブした。
確か“モカシン”と呼んだ、野球のグローブを模したステッチ入りの革シートや磨いたアルミのロールバー。初代ロードスターは、クーペ以上に何もかも凝っていた。それが2代目を経て今回の新型に。もちろんクーペ同様にその世界観は踏襲されている。
新しい『アウトランダーPHEV』に改めて乗り「やるなぁ」と思った。試乗会ではわからなかった発見が多々あったからだ。今や競合SUVは多いが、走りの実力はライバル車の中でも有数といえる。
いつもながら『クーガ』のスタイリングは精悍で躍動的。程よく力強く、程よくアーバンなルックスが良い。そしてインテリアもハイセンス。見やすくてしかもスポーティなメーター類は針に明るいブルーを使うなどモダーンだ。
ガソリンモデルの試乗車は、カタログの表紙と同じレッドメタリック。従来のプレーンなマスクが決してキライではなかった立場からは、第一印象は“押し出し、存在感のあるマスクになった”とだけご報告しておこう。
ジープのラインアップのなかでもっともコンパクトなモデルとして登場した『レネゲード』。その4WDモデルに与えられたグレード名が「トレイルホーク」だ。
その昔、ボルトオンターボとかロムチューンなど、後付けのエンジンチューニングが盛んに行われた時代があった。勿論今も存在するが、ついにメーカーがそれをやりだした。ボルボの「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」がそれだ。
実際にステアリングを握るまで、実は「こんな代り映えのしないフルチェンジでいいのか!?」と思っていた。が、いざ走らせてみると、納得させられた。世界観を変えないことこそ、『TT』のコンセプトだ…と肌で感じさせられたからだ。
幻でなければ街中で新型『シエンタ』のタクシーを早速、見かけた。ニッサン『キューブ3(キュービック)』のタクシーを初めて見たときも新鮮だったが、適度におどけててソフトな印象が悪くなかった。確か黒に青の挿し色だった。
これぞ三菱だ! そう実感させたのが新型『アウトランダー PHEV』だ。外観デザインをこれまでのオットリとした印象から、精悍で迫力ある三菱らしいデザインへと大変身。プレミアムカーにふさわしい走りはもちろん、インテリアの質感も大幅に向上したのだ。