試乗車はFFモデルの「クーパーD」。以前に試乗済みの4WDモデル(クーパーSD ALL4だったが)との車重差は実に90kgある。FFのほうがフロント40kg、リヤ50kgそれぞれ軽く、当然ながらその影響は如実に感じられた。
初代『V70』(『850』の改名版)の時、バンパー形状等を変え、車高を高めて登場した『V70 XC 4WD』が源流。以来、エステート由来のクロスオーバーとして代名詞的存在の同車が、前身の『XC70』からバトンタッチし車名も『V90クロスカントリー』に一新、新型に生まれ変わった。
ミニ史上最大のボディが与えられた新型『MINIクロスオーバー』は、ミニらしいゴーカートフィーリングとミニらしからぬユーティリティを備えていた。
2001年からスタートしたBMWの手によるモダン・ミニは、熟成を重ねるとともにモデルバリエーションを拡大してきた。
SUVをブランドの色として強く打ち出すプジョーだが、もうひとつの柱となるのが「ディーゼルエンジン」だ。長きにわたり世界で定評のあるプジョーのディーゼルは、クリーンディーゼル「BlueHDi」へと進化している。
ボルボ「90シリーズ」のハイトエステートモデルである『V90クロスカントリー』は、『S90』や『V90』よりも上質な雰囲気を持つモデルに仕上げられていた。
RではないみたいなRだ…が、第一印象。かつてのボルボの“R-デザイン”は、それは走らせる気満々のハード志向で、インパクト絶大だった。が、最新モデルに乗ると、改めてその様変わりぶりに驚かされる。
『ゴルフ コネクト』なるモデルがゴルフに追加された。と言っても肩書としては一応特別仕様車。ただし、供給台数などの限度は書いていないから、いわゆる限定何台、というものではなさそうだ。
今回の「360度 VR試乗動画」では、クーペに設定される610馬力の高性能バージョン「R8クーペ V10 プラス 5.2FSI クワトロ」を袖ヶ浦サーキットに持ち込み、その走りを検証する。
意外にもエステートの『V90』の全長のほうがセダンの『S90』より30mm短い。バックドアを強く傾斜させてスラリと優雅に見せながら、決して冗長ではないスタイリングの秘訣はその辺りにある…のだろう。