今のところ評判の非常に良い3代目『アテンザ』は、とてもスタイリッシュだし、たしかに一般的な乗用車に比べるとはるかに次元の高い仕上がりだと思う。大半の人にとっては今購入しても大きく期待を裏切られることはないだろう。
『キャラバン』は『NV350キャラバン』へのフルモデルチェンジによって大幅な進化を遂げた。これまでのモデルでは室内空間のスペース効率で『ハイエース』に差をつけられ、それが販売台数に直結していたが、今回のモデルはハイエースを一気に追い上げるモデルに仕上げられた。
『フォレスター』がフルモデルチェンジして4代目のモデルが登場した。フォレスターは、元はといえばステーションワゴンに由来する低全高SUVが特徴だったが、今では背の高い一般的なSUVパッケージのクルマに変わってきた。
かっこいいスタイルと質のいい乗り味、その両方をしっかり作り込んでいるという点で、ボクは『アテンザ』を高く評価したいと思う。
14代目『クラウン』のパワーソースは3リットルV6、3.5リットルHVが消滅し、HVは2.5リットル直4へとダウンサイズされた。そして販売の主力はHVである。
軽自動車カテゴリーでイチバン人気なのがミニミニバンとも呼べる容量系だ。その最新モデルがスズキ『パレット』の2代目、後継車と言える『スペーシア』。
新型『アテンザ』で鹿児島空港を起点に宮崎を経由し、鹿児島・指宿までの往路復路約340kmを走破した。
沸き立つ大人の色気と走りの良さへの予感が、『アテンザ』の肉感的なボディラインからは直感的に感じとれる。
新型『クラウン』で唯一、3.5リットルモデルを用意する「アスリート」。その走りっぷりには、乗った瞬間から魅了される。
かつて、日本にはワゴン黄金期があった。1989年に『レガシィ』がツーリングワゴンを発表したのをきっかけに、各社が乗用車ベースのワゴンを開発。それまでライトバンの乗用タイプだったものが、荷物が積めるセダンとしての地位を築くに至った。