クルマが潰れる音。それは「出来ることなら聞きたくない音」のひとつだ。金属が軋み、破片が飛び散る様子というのは見ていて気持ちの良いものではない。しかし、自動車アセスメントでは19車種を「一瞬で破壊する」という実験を繰り返す。
日本における交通事故死亡者のうち、全体の約28%は歩行者が占めている。先進国の交通事故死亡事故における歩行者の死者数は平均で15%程度だという。つまり、日本では歩行者が事故で死亡するというケースが非常に高いのだ。
独立行政法人の自動車事故対策機構は14日、茨城県つくば市の日本自動車研究所(JARI)において、平成15年度(2003年度)の自動車アセスメント衝突試験と歩行者頭部保護試験の模様を報道陣に公開した。
ダイハツ工業は、福祉車両の『ムーヴ・スローパー』のショックアブソーバー(緩衝装置)に不具合があったとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
マツダは、小型トラックの『タイタン』の動力伝達装置(差動機)に不具合があったとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象台数は合計3302台で、不具合で物損事故1件が発生している。
JAF(日本自動車連盟)が1997年9月からエコドライブ推進運動の一環として「エコ・ドライブ宣言」を行ってきた。この宣言者数が2003年9月末現在で50万1381名となった。これは、JAF会員の約3%に当たる。
オートバイテル・ジャパンは、メール会員を対象にクルマと環境・安全をテーマにしたアンケート調査を実施した。この結果、ディーゼル車の排ガス規制の強化に賛成の意見は8割弱で、一般乗用車にも適用するべきとの声もあった。
スズキは6日、『ワゴンR』と、マツダにOEM供給する『AZワゴン』のターボチャージャーに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。今年9月12日〜10月15日に生産された1916台が対象。
東京都は4日、10月1日から首都圏の1都4件で導入されたディーゼル車の排出ガス規制値をオーバーする未対策のトラックを乗り入れさせたとして、東海地方の運送会社1社と東北地方の同3社に対して、初の運行停止命令を出した。
米国ホンダは、主力の乗用車の『アコード』など、5車種に不具合があったとしてリコール(回収・無償修理)すると発表した。