2016年1月に発生した軽井沢スキーバス事故の再発防止策のひとつとして、昨年8~10月に実施された「覆面添乗調査」で、全国初の違反事例の処分が決定した。
国土交通省は、自動車運送事業者が運転者に対して行う指導・監督を定めた指針に、睡眠不足が交通事故の原因になることを理解させることなどを追加し、指針の具体的な実施項目を示したマニュアルを改正した。国土交通省が1日、発表した。
3日午後2時40分ごろ、富山県南砺市内の東海北陸自動車道を走行していた大型観光バスが対向車線側へ逸脱したことに乗客が気づいた。運転者は疾病原因で意識を失っており、乗客によってバスは停車したという。
2日午前3時40分ごろ、鹿児島県鹿児島市内の市道で、交差点を進行していたタクシーと軽ワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの乗客が死亡。警察は軽ワゴンの運転者を酒酔い運転の現行犯で逮捕している。
政府の規制改革推進会議(議長・大田弘子政策研究大学院大学教授)が安倍晋三首相に提出する答申の中に「タクシーを使った貨物輸送の規制緩和」などを盛り込むという。
警察庁は1日、高速道路における「あおり運転」などの全国一斉取締りと、注意喚起のための広報活動を都道府県警察に指示した。
5月31日正午ごろ、熊本県熊本市中央区内にあるJR豊肥本線・南熊本駅で、駅前ロータリーに進入してきた乗用車が路外に逸脱して駅舎に突っ込む事故が起きた。駅舎内にいた人とクルマの運転者が負傷している。
国土交通省関東運輸局は4月6日から15日までの10日間実施した「2018年春の全国交通安全運動」の実施結果を発表した。
経済産業省は、産業競争力強化法に基づくグレーゾーン解消制度で、イベント会場などへの相乗りして燃料代や有料道路の費用を割り勘にする場合やマッチングするサービスが、旅客自動車運送事業に該当しないことが明確になったと発表した。
トラック、バス、タクシーなど職業ドライバーに対して、乗務前に「十分な睡眠時間を確保できたか」を問う省令改正が6月1日からスタートする。