26日午前10時40分ごろ、福島県浅川町内の国道118号で、交差点を進行していた中型ダンプトラックと原付バイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた高齢男性が死亡している。淺川町内では今月19日に「死亡事故ゼロ1000日目」を達成しており、記録更新がこの事故によって途絶えてしまった。
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福島県警・石川署によると、現場は浅川町東大畑付近で片側1車線の直線区間。交差点に信号機は設置されていない。中型ダンプトラックが優先側の国道を走行していたところ、交差する町道から進出してきた原付バイクと出会い頭に衝突した。
衝突によってバイクは転倒。運転していた同町内に在住する91歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。トラックを運転していた36歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
現場は見通しの良い交差点。バイクが走行してきた町道側に一時停止義務があった。警察ではバイク側が安全確認を怠り、漫然と進入してきたことで事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。
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現場となったのはきちんと安全確認をしていたならば、事故が起きそうにない交差点だという。
淺川町内では今月19日に「死亡事故ゼロ1000日目」を達成しており、記録更新がこの事故によって途絶えてしまった。ちなみに死亡事故ゼロのカウントは2015年9月23日から始まっており、その前日に起きた死亡事故によって「死亡事故ゼロ4000日超」という記録が絶たれている。