日本自動車販売協会連合会が10日発表した、11月の中古車登録台数は、前の年の同じ月にくらべマイナス5.3%の41万9398台となり、2カ月連続で減少した。乗用車・貨物車のすべての車種が前年同月を下回った。
北海道警は9日、通院回数を水増しした虚偽の診断書を作成し、交通事故を装って保険会社から現金を騙し取ろうとした暴力団員に協力したとして66歳の柔道整復師を詐欺未遂容疑で逮捕したことを明らかにした。
香川県警は9日、県内の主要幹線道27カ所で過積載トラックの一斉取り締まりを実施したことを明らかにした。昨年12月、過積載でブレーキが効かなくなったトラックが乗用車に追突、女性4人が死亡する事故が高松市内で発生しているが、同様の事故を防ぐため。
北海道警は10日、運送会社の倉庫に保管されていた新品のタイヤを盗み出し、ロシアなどに転売していたとして、札幌市内に住む男7人を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。それぞれ役割を厳密に分担した組織的な手口で犯行を繰り返していた。
千葉県警は10日、酒気帯び運転の末に歩行中の男女を次々にはね、5人を死亡させた52歳の男の容疑を業務上過失致死から危険運転致死に切り替え、同日午前に千葉地検松戸支部に送検したことを明らかにした。
警視庁は10日、暴走族の現役メンバーに対立するグループを襲撃するように仕向けたとして、暴走族OBの3人(うち少年1人)を傷害教唆の疑いで逮捕したことを明らかにした。実際の襲撃に参加していないメンバーを同容疑で逮捕するのは極めて珍しい。
小泉首相は10日の閣議で、扇国交相に対し道路公団民営化に向けた関連法案作りなどを指示した。首相は「委員長が辞任する残念な面もあった」としつつも、民営化委の提言を「債務の返済やファミリー企業のありかたなどで大きな成果があった」と強調した。
日本道路公団の扇千景国交相はこのほど、藤井治芳・日本道路公団総裁、佐藤信秋・道路局長を厳重注意処分とした。JH発注の道路工事で談合が行われたとして、公正取引委員会がJHに再発防止の要請をしたことを受けた措置。
道路関係四公団民営化推進委員会がまとめた提言に対し、道路族ら建設推進派から続々と反対の声があがり始めた。自民党の道路調査会は、高速道路の早期整備を決議。高速道路建設推進議連も「民営化委の最終報告にとらわれず、地方の理解と協力を得て整備を進める」などとする決議を採択した。
今年10月に自動車NOx・PM規制が施行される前に、新たに規制対象地域となる名古屋のトラック運送事業者約60社が規制地域以外の名古屋周辺に営業所を移転させていたことが中部運輸局の調べで明らかになった。