警察庁は27日、2004年に起きた交通事故の総件数が約95万2000件に達したことを明らかにした。2003年と比較した場合には0.4%の増加。負傷者数も約118万3000人となり、死亡者数では減少傾向にあるものの、件数と負傷者数は過去最悪を記録することとなった。
栃木県警は27日、アルコール検知を妨害する目的で「重ね飲み」を行わせたとして、27歳の女を道路交通法違反(飲酒検知妨害)の現行犯で逮捕するとともに、女が勧めるままビールを飲んだ29歳の男も酒酔い運転や検知拒否の現行犯で逮捕した。
27日未明、埼玉県八潮市で43歳のタクシー運転手が、乗客を装った男と、その男の仲間と思われる歩行者を装った男に襲撃され、タクシーチケットなどを奪われるという事件が起きた。警察では計画的な犯行とみて、調べを進めている。
北海道警は26日、16歳と19歳の少年が酒を飲むことを容認し、また積極的に飲ませたとして、この少年の両親を未成年者飲酒禁止法違反(親権者の不制止)容疑で書類送検した。16歳少年がクルマを飲酒運転し、事故を起こしたことから発覚している。
26日夕方、埼玉県さいたま市緑区内の市道交差点で、自転車同士が出会い頭に衝突し、一方の自転車に乗っていた67歳の女性が頭を強打して死亡する事故が起きた。警察では双方の安全確認に問題があったものとみて、調べを進めている。
泥酔状態でクルマを運転中、電柱に激突する事故を起こして同乗していた友人を死亡させたとして、危険運転致死罪などの罪に問われた24歳の男に対する判決公判が26日、さいたま地裁で開かれた。裁判所は被告に対し、懲役3年6カ月を言い渡した。
北海道警は26日、今月13日に石狩市内で発生した重機強盗殺人・ATM破壊事件について、破壊されたATMが設置されていたショッピングセンターに最も近い場所にある交番に配置されたパトカーのタイヤが故意にパンクさせられていたことを明らかにした。
兵庫県警は26日、制限速度を遵守していては間に合わない配達時間を従業員に命じ、速度超過違反を恒常的に行わせていたとして、度労交通法違反(速度違反の下命・容認)容疑で、兵庫県や大阪府内にあるバイク便4社に対する家宅捜索を行った。
ロサンゼルス郊外で、通勤客を乗せた列車が線路上に放置されたジープ『チェロキー』に衝突、脱線して11人が死亡する、という大惨事となった。
26日午前、神奈川県横浜市緑区内の東名高速上り線で、防音壁の設置作業を行っていた工事現場に、後ろから走ってきた大型トラックが突っ込む事故が起きた。この事故で42歳の男性作業員が死亡。他の3人が軽傷を負っている。