今年2月、愛知県名古屋市中区内で飲酒運転や無免許運転の発覚を恐れ、追跡するパトカーから逃走を試みた際に横断中の女性をはねて死亡させたとして、危険運転致死や道路交通法違反の罪に問われた40歳の男に対する判決公判が9日、名古屋地裁で開かれた。裁判所は懲役10年の実刑を命じている。
昨年11月、大分県大分市内の県道を高速度で走行中に対向車との正面衝突事故を起こし、2人を死亡させたとして危険運転致死罪に問われた23歳の男に対する初公判が9日、大分地裁で開かれた。被告は「事故は過失で生じた」と主張している。
今年5月、栃木県宇都宮市内でクルマの中で酒を飲んだ後にクルマを運転、追突事故を起こしたとして道路交通法違反の罪に問われた元小学校教諭(今月上旬に懲戒免職)の42歳の男に対する初公判が9日、宇都宮地裁で開かれた。被告は起訴事実を認めている。
昨年5月、愛知県豊明市内のパチンコ店駐車場に止めたクルマの車内に生後2カ月の男児を放置して死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた両親に対する判決公判が9日、名古屋地裁で開かれた。裁判所は重過失致死罪を適用した有罪を命じている。
9日午前、熊本県玉名市内の市道を走行中の普通トラックが対向車線側に逸脱し、旅館の所有する送迎用マイクロバスと正面衝突した。双方の車両は前部を中心に大破。3人が重傷、20人が軽傷を負っている。
今月4日、福岡県大牟田市内の県道を走行していたタクシーが雨でスリップして電柱に激突。3人が死傷した事故について福岡県警は9日、磨耗が進んだタイヤを使用していたことが事故の一因と判断、タクシー会社に対しての家宅捜索を実施した。
9日早朝、東京都大田区内の区道で、道路脇に置いてあった植木鉢の手入れをしていたとみられる82歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
9日未明、和歌山県かつらぎ町内の国道24号を走行中に対向車線側へ逸脱してきた軽乗用車が、順走していた軽乗用車2台と次々に衝突する事故が起きた。警察では逸脱車を運転していた60歳の男を逮捕した。この男は紀の川市の市議会議員だった。
大阪府警は8日、大阪府大阪市浪速区内で駐車監視員に対して暴行を加えたとして、22歳の男を公務執行妨害の容疑で逮捕した。男は監視員とトラブルになったことは大筋で認めているという。
8日朝、三重県南伊勢町内の県道トンネル内で、前走するクルマを追い抜こうとした乗用車が対向車線側に進出。対向車線を順走してきたバイクと正面衝突した。バイクを運転していた男性は重傷。警察ではクルマを運転していた22歳の男を逮捕している。