勤務中に飲酒運転した元小学校教諭---懲役5カ月を求刑

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今年5月、栃木県宇都宮市内でクルマの中で酒を飲んだ後にクルマを運転、追突事故を起こしたとして道路交通法違反の罪に問われた元小学校教諭(今月上旬に懲戒免職)の42歳の男に対する初公判が9日、宇都宮地裁で開かれた。被告は起訴事実を認めている。

問題の事故は5月14日の午後1時15分ごろ発生した。宇都宮市下川俣町付近の国道119号を走行していた乗用車が、前を走る別の乗用車に追突した。追突側のクルマを運転していた42歳の男からは呼気1リットルあたり0.65ミリグラムのアルコール分を検出していた。

男は当初「自分は会社員で、酒は昨日の夜に飲んだ」と供述していたが、それにしては検出されたアルコール濃度が高いことを不審に思った警官が、供述で得られた会社名を調べたところ、この会社が実在しないことが判明。この2点について男を厳しく追及したところ、下野市内の小学校に勤務する教諭であること。勤務中の学校を抜け出してクルマの中で酒を飲んでいたことを自供。道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕した。男はその後、懲戒免職処分となっている。

9日に宇都宮地裁で開かれた初公判で、被告の男は起訴事実を全面的に認めた。車内での飲酒は缶酎ハイ5本分で、これについては「魔が差した」と陳述。実在しない会社名を名乗ったことについては「学校に迷惑が掛かるかもしれないと考え、会社員と偽ってしまった」などと話した。検察は「身分を偽ったことは悪質」として、裁判所に対して懲役5カ月を求刑している。
《石田真一》

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