Uber Japan(ウーバージャパン)は、スマートフォンアプリ「Uber」でタクシーが呼べる「Uber Taxi」のサービスを、7月29日より埼玉県で開始した。
埼玉県内でUber Taxiが正式に利用できるようになるのは今回が初めてとなり、これによりUber Taxiが利用可能なエリアは全国30都道府県に拡大する。
同日、千葉県においてもUber Taxiのサービス提供エリアを大幅に拡大する。これまで千葉県内では成田市、浦安市で利用できていたが、新たに千葉市、船橋市、木更津市をはじめとする13市が加わり、利便性が大きく向上する。
埼玉県および千葉県では、少子高齢化や労働人口の減少に伴い、運転手不足や公共交通機関の縮小といった地域課題が顕在化している。特に郊外や中核都市では、バスや鉄道の減便・廃止が進む一方で、訪日外国人旅行者の増加や免許返納後の高齢者の移動ニーズなど、タクシーを含む柔軟な移動手段が求められている。
ウーバージャパンは、買い物や駅へのアクセスといった日常の足としてはもちろん、観光、送迎、通院など幅広い生活シーンでタクシーを手軽に呼べる配車アプリサービスを提供することで、地域住民および来訪者の移動の選択肢を拡げる。
Uber Taxiの利用方法は、Uberアプリを起動し、乗車地と目的地を入力後、見積もり料金と推定到着時間を確認。配車リクエスト後、近隣のタクシーとマッチングし、アプリ上で推定到着時間・車両の現在地などを確認してタクシーの到着を待機。到着したタクシーに乗車し、目的地で降車する流れとなる。
Uberアプリには、優れたテクノロジーを活用した多様な先進機能が備わっており、乗客とドライバーのスムーズなマッチングを実現している。主な機能として、自動決済機能、チャット機能、多言語対応、評価システム、ジュニア・シニア対応などがある。