9日早朝、東京都大田区内の区道で、道路脇に置いてあった植木鉢の手入れをしていたとみられる82歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
警視庁・池上署によると、事件が起きたのは9日の午前5時30分ごろ。大田区千鳥1丁目付近の区道で、道路脇に置いてあった植木鉢の手入れを行っていた82歳の男性が頭などから血を流して倒れているのを、散歩をしていた近隣の住人が発見。消防に届け出た。
男性はしゃがんでいるところを背後からクルマにはねられたとみられ、近くの病院に収容されたが全身強打で間もなく死亡した。事故を起こした車両は逃走しており、消防から連絡を受けた同署では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
現場は幅員3.5mの一方通行路。警察では周囲に土地勘のある者が関与した可能性が高いとみて、現場近くを中心とした車当たり捜査を実施する方針だ。