日本自動車工業会が2008年度の税制改正要望をまとめ、政府が改正大綱を決める年末に向けた取り組みが始まった。要望は従来どおり道路特定財源の一般財源化反対を訴えるとともに、自動車関係諸税の簡素化や軽減など制度改革にも焦点を当てている。
22日午前、愛知県岡崎市内の東名高速道路下り線を走行中の乗用車に大型トラックが追突。これを発端に車両5台が関係する多重衝突事故に発展した。車両2台が大破炎上し、2人が死亡。3人が軽傷を負っている。
22日朝、静岡県西伊豆町内の農道から軽トラックが逸脱。崖下に転落しているという110番通報が寄せられた。道路から10mほど下には、このクルマに乗っていたとみられる2人が倒れていたが、すでに死亡していた。
22日朝、佐賀県唐津市内の国道204号で、道路左側を歩いていた50歳の女性が後方から進行してきた軽乗用車にはねられた。女性は頭部強打で意識不明の重体。警察ではクルマを運転していた20歳の女性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
21日深夜、大阪府寝屋川市内の市道で飲酒検問を行っていた大阪府警・寝屋川署の警官が停止命令を無視して進行したクルマにはねられる事故が起きた。クルマはその場から逃走したが、約5時間後に出頭してきた21歳の男を逮捕している。
今年1月、広島県廿日市市内の国道2号で逆走起因の事故を起こし、順走車を運転していた男性に重傷を負わせた33歳の男について、検察庁・広島地検は21日、危険運転致傷と道路交通法違反の罪で起訴した。逆走を故意によるものと判断している。
21日午後、滋賀県愛荘町内にある近江鉄道線の踏切で、横断しようとしていた軽乗用車と普通列車が衝突する事故が起きた。クルマを運転していた30歳の男性が死亡。警報機が鳴動していなかったことが後に判明している。
9月9日は救急の日である。総務省の統計速報によれば、2006年中の救急車などの出場件数と患者の搬送人数は1963年以来初めて減少に転じた。交通事故が減ったことが主な減少要因に挙げられているが、安全なクルマ社会を実現する上で、救命率を上げることはとても大事なことだ。今回は、救命救急と交通事故について考えてみたい。
兵庫県警は18日、義理の妹を装い、無免許運転での摘発を逃れていた34歳の男を有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕した。この人物、戸籍上は「男」だが、性転換手術を受けたこともあり、外見は女性化していたという。
今年1月、前走する軽乗用車を高速度で執拗に煽り立てて、路外逸脱事故を誘発して2人を死傷させたとして、危険運転致死傷などの罪に問われた24歳の男に対する判決公判が18日宇都宮地裁で開かれた。裁判所は懲役9年の実刑を命じている。