21日深夜、大阪府寝屋川市内の市道で飲酒検問を行っていた大阪府警・寝屋川署の警官が停止命令を無視して進行したクルマにはねられる事故が起きた。クルマはその場から逃走したが、約5時間後に出頭してきた21歳の男を逮捕している。
同署によると、事故が起きたのは21日の午後10時15分ごろ。寝屋川市香里新町の市道で飲酒検問を実施していたところ、1台の乗用車が停止命令を無視して進行。前方にいた同署・交通課所属の44歳巡査部長をはねた。
巡査部長は両足を打撲する軽傷を負っており、警察ではひき逃げと公務執行妨害の容疑で捜査を開始したところ、22日未明に21歳の男が「警官をひいて逃げた」と出頭。道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕した。
調べに対して男は「シートベルトを着用しておらず、検問で捕まると免許停止になると思った。それが嫌なので逃げた」などと話しているという。