円相場が1ドル=111円台に急騰した動きを受け、輸出関連株が急落。全体相場は大幅続落し、平均株価は8月末以来の1万500円台割れとなった。自動車株は全面安。
日野自動車は、大手経済紙が「ハイブリッド小型トラックをヤマト運輸が導入する」と報じたことを好感し、一時16円高の604円まで上昇。しかし、相場の流れに押されて結局は7円安の581円で引けた。
買いが衰えず、全体相場は4日続伸。平均株価は終値ベースで1年3カ月ぶりの1万1000円台を回復した。自動車株はほぼ全面安、大手3社がそろって反落。日産自動車が前日比33円安の1404円と、利益確定の売りに押されて4日ぶりに反落。
前日の米国株式の急伸を受け、全体相場は3日続伸。平均株価は一時昨年7月以来の1万1000円台を回復した。自動車株は高安まちまち。日産ディーゼル工業が急伸。大手経済紙がみずほコーポレート銀行による金融支援に関して報じたことを受け、買い注文を集めた。
国内外の投資家が買い姿勢を強め、全体相場は大幅続伸。自動車株は軒並み高となった。中でも目立った存在が日産自動車。大幅続伸し、1990年1月以来13年8カ月ぶりに1400円台を付けた。北米市場での販売好調、米系証券のレポートによる買い推奨などを受けて、さらに上値を期待する声が強い。
米系証券が自動車セクターを推奨するレポートを出したことで、海外投資家の買い意欲がアップ。大手3社がそろって年初来高値を更新した。ちなみに、このレポートがとり上げているのは、日産、ホンダと富士重工業(スバル)、スズキの4社となっている。
米国株安を受けて、全体相場は大幅続落。自動車株は全体にさえない動きとなった。米国系証券が8月の米国市場で日本メーカーが2ケタ増の新車販売を達成したことを受け、投資判断を最上位に引き上げた。しかしこの日は、利益確定の売りが先行した格好だ。
米国株安が利益確定の売りを誘い、全体相場は4日ぶりに反落。自動車株は下げる銘柄が目立った。いすゞと日産ディーゼルのトラック2社が明暗を分けた格好だ。
海外投資家の大幅買い越しを好感し、全体相場は3日続伸。自動車株も軒並み高となった。大手3社がそろって反発。日産自動車が前日比21円高の1337円と上げ、ホンダが70円高の5100円、トヨタ自動車が40円高の3490円と反発した。
売り先行で始まったが、景気回復期待を背景に全体相場は続伸。自動車株は全体にさえない動きとなった。トヨタ自動車は、新日鉄・名古屋製鉄所のガス爆発事故の影響で減産を余儀なくされる見通しとあって、株価も30円安の3450円と6日ぶりに反落した。