日銀が発表した3月の「短観」(短期経済観測)は大企業中心に景況感の悪化を裏付ける内容となり、上海株が大幅下落。スイス系金融機関の損失拡大が伝えられるなど、内外経済環境の不透明感は根強く、平均株価の上値は限定的だった。
全体相場は大幅反落。国内害の景気先行きに対する先行き不透明感が強い中、アジア株安も影響し、終日売りが先行する展開となった。円相場は1ドル=99円台の展開となり、自動車株は全面安いとなった。
全体相場は3日ぶりに反発。米国株安を受けて売り先行で始まったが、徐々に値ごろ感からの買いが活発化。上海株高、円相場の下落も買い安心感を誘った。円相場が1ドル=100円台に下落したことを好感し、自動車株は全面安。
全体相場は続落。米国景気の後退、円高に伴う企業業績の悪化に対する警戒感が強まり、値ごろ感からの買いを売りが上回った。円相場が1ドル=98円台に上昇したことが嫌気され輸出関連株が売られ、自動車株は全面安となった。
全体相場は小反落。米景気指標の悪化、円相場の上昇などが見送り気分を誘い、幅広い銘柄が軟調な動きを強いられた。円相場が一時1ドル=99円台に上昇したことを嫌気し、輸出関連株に値ごろ感からの売りが集中。自動車株はほぼ全面安となった。
円高一服などから過度な金融不安が後退したが、1 - 3月期の法人企業統計で大企業の景況感が悪化し、戻り待ちの売りも活発化。もっとも、積極的に売り込む動きとはならず、平均株価の下げ幅は3円足らずだった。
米国株高、円相場の落ち着きを背景に全体相場は3日続伸。この日は米国市場、アジア市場が休場で海外投資家の売り圧力が後退。円相場が1ドル=99円台で推移したことから輸出関連株に買い戻しが入り、自動車株は全面高。
全体相場は大幅続伸。金融緩和を受けた米国株の急伸、円相場の下落などを背景に買いが入り、平均株価は3日ぶりに1万2000円台を回復。引けにかけては休日控えとあって伸び悩んだが、輸出関連株に買いが集中。自動車株は全面高となった。
全体相場は4日ぶりに反発。3日間で平均株価が1000円強下落していただけに、前日の米国株式の反発を受けてハイテク株を中心に買い戻しが入った。もっとも、為替円高や米国景気の先行きに対する警戒感は根強く、上値には戻り待ちの売りが控えている状況。
全体相場は3日続落。先週末の米国市場が金融不安に対する警戒感から急落し、為替相場では一時1ドル=95円台へ円高が急伸。輸出関連株が売られ、自動車株は軒並み安。