スズキの鈴木修会長兼社長は26日、都内で開いた新型『スイフト』の発表会見で現在の円高について記者の質問に答え「東京に(地方の)悲鳴が聞こえて欲しい」と訴えた。
全体相場は5日ぶりに反発。円高の一服、アジア市場の堅調な動きを受け、値ごろ感からの買いが主力株に入った。もっとも、円高リスクは変わらないとあって、一方的に買い上がる展開とはならず、平均株価は前日比61円高の8906円で終わった。自動車株は総じて堅調な動き。
全体相場は4日続落。米国株安、円高の進行を受け、輸出関連株を中心に売り圧力が優勢。米景気の先行きに対する警戒感もあるが、日本当局の無策に対する失望感が円高を加速し、これが株安につながるという、"連鎖安"の色合いを濃くしている。
円高を嫌気した売りが輸出関連株を中心に相次ぎ、全体相場は3日続落。平均株価は前日比121円安の8995円と下落し、昨年5月1日以来の9000円台割れとなった。円相場が1ドル=84円台半ばと15年ぶりの高値圏に上昇したことから、自動車株は軟調な動きとなった。
全体相場は続落。世界的な景気後退、円高の進行に対する警戒感から、輸出関連株に売りが先行。朝方の菅首相と白方日銀総裁の電話会談で、為替介入に関して言及されなかったことも失望感を誘った。
全体相場は続伸。金融緩和政策の発動、円高への歯止めに対する期待感から、輸出関連株に買いが先行。平均株価は前日比122円高の9362円と、今月10日以来の9300円台回復。円相場が1ドル=85円台後半に下落したことを好感し、自動車株は全面高となった。
全体相場は3日ぶりに反発。日銀による金融緩和など政策発動に対する期待感から、主力株に買いが先行。平均株価は前日比78円高の9240円と反発して引けた。大手3社を中心に自動車株は堅調。
全体相場は続落。円高に伴う業績悪化懸念から、輸出関連株に売りが先行。引けにかけ政策に対する期待感から買い戻しも入ったが、平均株価は前日比34円安の9161円と7月1日以来1か月半ぶりに年初来安値を更新した。
全体相場は反落。先週末の米国市場の下落、朝方発表された4〜6月期のGDP(国内総生産)速報値が市場予想を下回ったことから、主力株に売りが先行。ただ、中国・上海市場の堅調を受け買い戻しも。
全体相場は続落。先週末発表された米雇用統計が市場予想を下回ったことから、外為市場で円高が進行。輸出関連株を中心に売りが先行し、平均株価は前週末比69円安の9572円と下落した。海外投資家が夏期休暇に入ったこともあり、今年一番の薄商いとなった。