アウディAGは、車載エレクトロニクスの技術開発を強化するため、ドイツ、インゴルシュタットの本社敷地内に最新のエレクトロニック・センターを建設すると発表した。
米国株式が大幅続伸し、円相場も1ドル=120円台へ。外部環境の好転を映して全体相場は大幅続伸し、平均株価は1万円台を回復した。自動車株も全面高。日産自動車が大幅続伸、再度強気の見方が支配的になってきた。
BMWは、タイ工場で『7シリーズ』を2003年から生産し、インドネシアにも輸出すると発表した。BMWの最高級車である7シリーズを生産することで、同工場の稼働率を高める。当面は周辺国への輸出が対象だが、将来的には日本にも入ることになるのか?
イタリア・フィアットグループは、2002年4-6月期決算を発表、それによると売上高は146億800万ユーロ、純損益は3400万ユーロの赤字となった。フェラーリ株式の売却益を計上したものの、自動車部門の低迷が続いているため、赤字となった。
先週末の米国株式の反発に加え、1ドル=119円台に円安が進んだことを好感し、全体相場は4日ぶりに反発。自動車株も総じてしっかりした展開となった。
ホンダが29日、2002年度第1四半期決算を発表した。売上高は第1四半期として過去最高で、利益は営業、税引き前、純利益の全ての段階で全四半期を通じ過去最高を更新した。
ホンダの2002年第1四半期決算によると欧州事業の営業赤字が30億円となった。赤字削減は計画通りで来期には黒字化する見通しという。
トヨタ自動車は29日、北米での累計生産台数が6月末で1000万台に到達したと発表した。北米ではトヨタよりひと足早くホンダが昨年4月に累計生産台数1000万台を突破した。ホンダは現地生産開始から19年かかったがトヨタは15年10カ月で大台に到達した。
トヨタ自動車は、2002年の販売・生産計画を上方修正すると発表した。国内販売こそ175万台と据え置いたが、海外販売を年初の計画よりも20万台増となる375万台に上方修正した。北米、欧州、アジアの販売が好調に推移しているため、計画を上方修正した。
ホンダは、29日開催の取締役会で、普通株式300万株、取得価格150億円を上限に自己株式を取得することを決議したと発表した。