次世代エコカーの本命の一つとされる電気自動車(EV)の試作車を、トヨタ自動車とホンダが米ロサンゼルスの自動車ショーで、相次いで発表。トヨタは国内でも『iQ』ベースのEVを初公開した。
日立製作所は、米国統括会社ヒタチ・アメリカの子会社で自動車機器システムの開発・製造・販売を手掛けるヒタチ・オートモティブ・プロダクツ(USA)が2011年1月1日付けで、子会社であるユニシア・オブ・ジョージア、トキコUSAの2社を吸収合併すると発表した。
11月18日にメガウェブで行われたトヨタの環境技術説明会において、プレゼンテーションを行った副社長の内山田竹志氏は、さまざまな種類のエコカーが登場する将来においても、HVをコア技術と位置づけて開発を進めると語った。
ドゥカティとメルセデスAMGが提携することで合意した。17日から開幕したロサンゼルスモーターショーの会場で、ドゥカティのガブリエーレ・デル・トルキオ社長兼CEOとメルセデスAMGのオーラ・ケレニウスCEOが提携の基本合意書にサインした。
トヨタ自動車の内山田竹志副社長は18日、電気自動車について三菱自動車などの同業他社に量販化で先を越されたものの、技術面では出遅れていないとの考えを明らかにした。内山田副社長は同日、都内で開いた環境技術に関する会見後に語った。
マツダは18日、フォードモーターが保有するマツダ株式の一部をマツダの取引先企業に売却すると発表した。
三菱重工業は、長崎造船所(長崎市)内にリチウムイオン二次電池の量産化実証工場が、11月17日に竣工した。
トヨタ自動車は18日に開いた「環境技術取材会」で、未来型の2次電池の開発状況を示し、「全固体電池」については試作サンプルを展示した。
トヨタ自動車は18日、コンパクトカー『iQ』をベースにした電気自動車(EV)を東京都江東区の「MEGA WEB」でメディア各社に公開した。2012年に日米欧の各市場に投入する。
トヨタ自動車の小吹信三専務は18日に東京で開いた「環境技術取材会」で、ハイブリッド車(HV)用の2次電池は「搭載量が少なくて済むため、今後もニッケル水素電池が主流になる」との見方を示した。