三菱自動車工業の益子修社長は27日の決算発表の席上、今後の国内外の生産見通しについて「10月からは正常な生産レベルへもっていきたい」と述べた。
三菱自動車の益子修社長は27日、夏場の電力需要ピーク時の使用量平準化に向けた取り組みとして検討されている輪番休業や夏季休暇の分散化に慎重な姿勢を示した。益子社長は同日、都内の本社で決算会見を行った後、一部報道陣に対し語った。
三菱自動車工業は27日、2011年3月期の通期連結業績を発表した。東日本大震災の影響が期末に出たものの、営業利益は10年3月期比で2.9倍の403億円、純利益は3.3倍の156億円と大幅な増益を確保した。
JX日鉱日石エネルギーは、4月の4油種平均の月間平均卸価格を前月と比べて1リットル当たり2.3円引き上げる見通しを発表した。
スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(以下、S&P)は27日、日本国債の長期ソブリン格付けの見通しを、従来の「安定的」から「ネガティブ」に変更したと発表した。
日野自動車は4月27日、東日本大震災の影響で生産を停止したことによるトラック・バスの販売減やトヨタ自動車からの受託生産車の生産が減少したことから、2011年3月期の連結業績見通しを下方修正した。
ダイハツ工業の伊奈功一社長は27日の決算発表の席上、JC08モードで1リットル当たり30kmの燃費性能を誇る軽自動車『イース』について、「今後の事業環境が大きく変化しない限り、9月に市場投入したい」と表明した。
ダイハツ工業が27日発表した2011年3月期連結決算は、国内販売の落ち込みが軽微にとどまったことなどにより、営業利益は前期比2.5倍の1034億円と、初めて1000億円台を突破した。
三菱自動車工業が発表した2011年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比228%増の156億円と大幅増益となった。
ダイハツ工業は、6月29日付けで白水宏典会長が退任する役員人事を発表した。