富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は10月30日の決算発表会見で、日本車の販売環境が悪化している中国での現地生産について「どこかの時点で考えていきたい」と述べ、引き続き将来の工場進出を検討する方針を示した。
米国の自動車大手、フォードモーターは10月30日、2012年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。
富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は10月30日の決算発表で、過去最高ペースが続く米国新車販売について「3つの要素がかみ合っている。しばらくはこの好調が維持できると考えている」と述べ、持久力に自信を示した。
富士重工業の吉永泰之社長は、2012年度の連結純利益が過去最高を更新する見通しについて「うれしいというより緊張している」とした上で、「立ち位置を間違えないで個性的な車をしっかりと出していきたい」との考えを示した。
三菱自動車工業の益子修社長は10月30日の決算発表会見で、日本車の販売環境が悪化している中国の見通しについて「早く回復してほしいが、個人的には今年度中の来年3月まで楽観できないのではないか」と述べ、慎重な見方を示した。
三菱自動車の益子修社長は、業界をあげて要望している自動車取得税と自動車重量税の撤廃について「消費税が上がるまでには是非撤廃してもらいたい。いつまでも議論だけしていてはいけない」と述べ、改めて政府に決断を求めた。
三菱自動車の益子修社長は、2012年度の海外生産台数が初めて国内を上回ることについて「海外に事業を出していくことはリスクとは思っていない」とした上で、「むしろ国内でどうやって雇用を守るかが最大の心配事」との考えを示した。
富士重工業(スバル)が10月30日に発表した2013年3月期の第2四半期連結決算は、世界販売が中間期としては過去最高になり、営業利益は前年同期比2.3倍の433億円と大幅な増益を確保した。
財団法人JKAオートレース事業部は、オートレースのイメージ刷新とさらなる啓蒙を目的に、公式ロゴマークとブランドメッセージを16年ぶりに変更。くわえて、公式WEBサイトをリニューアルし、新たなイメージでサービス提供していくことを発表した。
日本自動車工業会が発表した9月の二輪車国内生産台数は、前年同月比19.1%減の4万6509台となり、5か月連続で前年同月を下回った。