10月14日、東京・羽田空港 JAL M2格納庫。「心をひとつに!! 行こう2020」というメッセージが側面につく2機のボーイング「777」(JA773J、JA745A)を前に、日本航空(JAL)と全日空(ANA)の“同年代社長同士”が、東京2020大会へ向けて語った。
パプアニューギニアのニューギニア航空は、今年の北半球冬スケジュール期間、ポートモレスビーとフィリピンのマニラ、オーストラリアのシドニー、ケアンズを結ぶ路線をそれぞれ増便する。
オーストラリアのカンタス航空は2017年1月25日からシドニー=北京線の運航を再開し、1日1往復を運航する。
日本航空(JAL)と全日空(ANA)は、10月14日から「心をひとつに!! 行こう2020」という共通メッセージのデカールを貼った機材を国内線で運航させる。東京オリンピック・パラリンピック2020大会への機運を高めるのが目的。2016年度中をめどに両社とも4~5機にデカールを貼る。
ボーイングが発表した北東アジア地域における民間航空機市場予測によると日本、韓国、台湾を含む同地域で2016年から2035年までの間に1440機、金額ベースで約3200億ドルの新造民間航空機の需要が創出されるの予測を発表した。
ヤマハ発動機は、2017年4月から市場投入する自動航行型無人ヘリコプター「FAZER R G2」を展示。従来モデルより大幅向上した積載能力・運用高度・航行時間を実現し、計測・観測・監視・撮影・運搬など、産業用途向けに機体レンタル、業務受託を始める。
エアバスは、新型ワイドボディ機『A350 XWB』と総2階大型機『A380』の1/20模型を展示。外板の一部をクリアボディとしたカットモデルで、ファースト・ビジネス・プレミアなどの各クラス、シャワールームなども“巨人になった気分”で一望できる。
アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は12月15日からドバイと米国フロリダ州のフォートローダーデールを結ぶ路線を新規開設し、1日1往復を運航する。
アイスランド航空は来年夏期スケジュールの一部期間中、レイキャビクと米国コロラド州のデンバーを結ぶ路線を増便し、最大週9往復運航する。
ベル・ヘリコプター(テキストロン)のブースには、2機種のティルトローター機のモデルが展示されていた。ひとつは日本も導入を決めており、何かと話題の「V-22オスプレイ」、もうひとつはアメリカ陸軍が調達を決めて開発が進められている「V-280バロー」だ。