日産車のハードトップ攻勢は1970年代に始まった。当時は単にかっこいいクルマに映っていたが、今思えば、ひときわ優雅な存在感が際立つモデルばかりだった。
YJ、TJ、JK、JL……マニアックな『ラングラー』のユーザーは、自分のクルマを年式ではなく社内コードで言うのが慣わしらしい。べつに張り合うつもりはないが、さしずめ今回の『コンパス』は“M6”のマイナーモデルチェンジ版である。
◆高性能版「eTSI」は1.5リットルターボ
◆「GTI」レベルの気持ちのいい走り
◆これ1台で実用性とスポーツカーの楽しみが味わえる
◆新旧『ゴルフ』意外なサイズの違い
◆完全に世代が新しくなったインテリア
◆“7”の文脈を色濃く引き継いだ走り
◆ギリギリ昭和に『アウディ80』に乗っていた身として
◆無条件に乗り換えてもいい『A3』の美点
◆後席の快適性も十分に配慮したセッティング
1960年代の終わりから70年代にかけて、日本のクルマがみるみる近代化し始めた頃に登場したのがBピラーも窓枠ももたない“ハードトップ”。その第一号車が、トヨペット(当時)『コロナ』だった。
◆小気味よく見えるスタイルに進化した
◆現代的な質感とデザインを得たインテリア
◆あくまでもスムースで快適な1リットルエンジン
昭和の懐かしのあのクルマから、コンセプトカーまで。今回は、ユニークな存在感を放っていた2ドアのロングルーフスタイルのモデルを集めてみた。
VWのSUVモデルではもっともコンパクトなクルマがこの『T-Cross(Tクロス)』だ。ハッチバック系の『ポロ』相当で、ホイールベースは同じ2550mm、全幅は諸元表の数値上で10mmの違いになっている。
アヴァンギャルドでユニークな存在感が際立つブランド、シトロエン。その中でも印象深い小型~中型クラスのモデルを今回は独断で選ばせていただいた。