2021年12月に発売が始まったヤマハの原付2種スクーターが『シグナス グリファス』だ。前編ではエンジンが空冷から水冷になった経緯や、それを搭載するためのフレームのことをお届けした。後編はハンドリングやデザインの話題を中心に関してお届けしよう。
2003年に発売が始まったヤマハの原付2種スクーターが『シグナスX』だ。利便性に優れるシティコミューターとしては幅広く支持されてきたわけだが、先頃すべてが刷新された『シグナス グリファス』がデビュー。今回、その開発メンバーに様々なエピソードを聞くことができた。
◆真冬の気温下でも汗がにじむ加速とブレーキング
◆乗れば乗るほど、その底知れなさにゾクッとさせられる
◆トラックを極めるための「EBM」
◆楽ではない、だからこそ長く付き合える奥深さがある
2019年の「EICMA」(イタリア・ミラノショー)において、1台のコンセプトモデルがドゥカティのブースに展示されていた。なんの予告も情報もなかったそれが『デザートX』の初期プロトだ。
2輪界における世界最大級のショーのひとつが「EICMA」(エイクマ)だ。ミラノショーとも呼ばれるこのイベントは、例年イタリアのミラノ郊外で開催。世界各国のメーカーと熱狂的なバイクファンが集い、最新モデルが連日メディアを賑わわせることになる。
アルミ合金のブレンダーとして、そこに従事している研究員のひとりが、生産技術本部材料技術部の大島かほりさん。普段なかなか表舞台で語られることのない、しかしヤマハにとって欠かせないアルミのブレンド技術がどのようなものなのか。
ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R7』の日本仕様が正式に発表された。発売は2022年2月14日、価格は99万9900円というもので、WGP参戦60周年を記念した限定カラーはそれぞれ3月14日、105万4900円となる。
カナダに拠点を置くBRP社の3輪モーターサイクル「Can-Am(カンナム)」。2輪でも4輪でもないそのスタイルは2007年に発表され、まったく新しいカタチのモビリティとして日本でもシェアを拡大。唯一無二の個性によって、着々と存在感を高めている。
ヤマハが欧米で発売を開始したミドルスーパースポーツが『YZF-R7』だ。日本市場への投入を控え、前回はそのプロジェクト立ち上げの経緯を開発チームに聞いたわけだが、第2回目となる今回は、ベースモデルになった『MT-07』との違いや装備の詳細について解説してもらった。
2021年5月、ヤマハ発動機は新型ミドルスーパースポーツ『YZF-R7』(689cc/並列2気筒)を発表し、欧米でのリリースを開始している。日本でも2021年冬以降の発売が予定されており、今回それに先駆けて開発メンバーに様々な話を聞くことができた。