モーターサイクルジャーナリスト 1971年京都生まれ。1998年にネコ・パブリッシングへ入社。2005年、同社発刊の2輪専門誌『クラブマン』の編集長に就任し、2007年に退社。以後、フリーランスのライターとして、2輪と4輪媒体を中心に執筆を行っている。レーシングライダーとしても活動し、これまでマン島TTやパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム、鈴鹿8時間耐久ロードレースといった国内外のレースに参戦。サーキット走行会や試乗会ではインストラクターも務めている。
GSX-R750から引き継いだDNAを色濃く継承する ストップ&ゴーにストレスを全く感じないエンジンフィーリング 46年分の積み重ねで極まった表情豊かな4気筒エンジン 知らないままで終わるのは実に惜しい価値あるモデル
◆ビッグバイクに特有の「緊張感」がない ◆極端な鋭さを抑えた、懐の深い旋回力 ◆クルージングかスポーツか、気分次第でどちらにも振れる ◆与えられたまま乗るのも芸がないから…
ヤマハのスポーツヘリテイジ『XSR900』が6月30日、いよいよ国内発売となる。今回は、ヤマハのデザインプランナー、そして同社のモーターサイクルデザインを広く手掛けるGKダイナミックスのデザイナーにスタイリングに込めた思いを語ってもらった。
ドゥカティのアドベンチャーモデル「ムルティストラーダV4S」を楽しみながら、日本の美しさを再発見する「Multistrada Discover Japan Trip」。2泊3日の旅を通じて、大阪から名古屋に至る景色の変化を堪能した。
2021年11月のEICMA(イタリア・ミラノ)で発表され、欧米ではすでに発売が始まっているヤマハの新しいスポーツヘリテイジが『XSR900』だ。日本においても、今春開催された「大阪モーターサイクルショー」と「東京モーターサイクルショー」にて初披露。
アメリカ初の2輪メーカーとして誕生し、現存するブランドとしては世界最古の歴史を誇っているのがインディアンモーターサイクルだ。「東京モーターサイクルショー2022」では、今年発表したばかりの2台のニューモデルを披露。来場者の注目を集めていた。
2輪や4輪のオリジナルアイテムを展開し、海外ブランドの輸入販売も手掛ける総合パーツメーカーがプロトだ。3年振りに開催された第49回東京モーターサイクルショーでは広々としたスペースが確保され、同社が取り扱う数々の新製品が展示されていた。
ハーレーダビッドソン ジャパンは、第49回東京モーターサイクルショーにおいて、上陸したばかりの最新モデルを多数展示。ブースには幅広い年齢層のファンが集い、終日にぎわいを見せていた。
2021年12月に発売が始まったヤマハの原付2種スクーターが『シグナス グリファス』だ。前編ではエンジンが空冷から水冷になった経緯や、それを搭載するためのフレームのことをお届けした。後編はハンドリングやデザインの話題を中心に関してお届けしよう。
2003年に発売が始まったヤマハの原付2種スクーターが『シグナスX』だ。利便性に優れるシティコミューターとしては幅広く支持されてきたわけだが、先頃すべてが刷新された『シグナス グリファス』がデビュー。今回、その開発メンバーに様々なエピソードを聞くことができた。
◆真冬の気温下でも汗がにじむ加速とブレーキング ◆乗れば乗るほど、その底知れなさにゾクッとさせられる ◆トラックを極めるための「EBM」 ◆楽ではない、だからこそ長く付き合える奥深さがある
2019年の「EICMA」(イタリア・ミラノショー)において、1台のコンセプトモデルがドゥカティのブースに展示されていた。なんの予告も情報もなかったそれが『デザートX』の初期プロトだ。
2輪界における世界最大級のショーのひとつが「EICMA」(エイクマ)だ。ミラノショーとも呼ばれるこのイベントは、例年イタリアのミラノ郊外で開催。世界各国のメーカーと熱狂的なバイクファンが集い、最新モデルが連日メディアを賑わわせることになる。
アルミ合金のブレンダーとして、そこに従事している研究員のひとりが、生産技術本部材料技術部の大島かほりさん。普段なかなか表舞台で語られることのない、しかしヤマハにとって欠かせないアルミのブレンド技術がどのようなものなのか。