【VW ゴルフ TDI R-Line 3700km試乗】走行性能、ユーティリティ、経済性で対抗できる国産車はあるか[後編] 32枚目の写真・画像

試乗記 輸入車
フォルクスワーゲン第8世代『ゴルフTDI R-Line』のフロントビュー。デザインテイスト、パッケージングとも第7世代からほとんど変わっていない一方、ハードウェアは予想外の長足の進歩。
《写真撮影 井元康一郎》 フォルクスワーゲン第8世代『ゴルフTDI R-Line』のフロントビュー。デザインテイスト、パッケージングとも第7世代からほとんど変わっていない一方、ハードウェアは予想外の長足の進歩。
ゴルフTDI R-Lineのリアビュー。空力的に不利な短い車体の後方の絞り込みを最小限にとどめつつCd値を0.275を達成したのは立派。
《写真撮影 井元康一郎》 ゴルフTDI R-Lineのリアビュー。空力的に不利な短い車体の後方の絞り込みを最小限にとどめつつCd値を0.275を達成したのは立派。
ゴルフTDI R-Lineのサイドビュー。デザイン処理でキャビンを薄そうに見せているが、ウエストラインは非常に低く、窓ガラスの上下幅は低車高Cセグメント中屈指の長さ。
《写真撮影 井元康一郎》 ゴルフTDI R-Lineのサイドビュー。デザイン処理でキャビンを薄そうに見せているが、ウエストラインは非常に低く、窓ガラスの上下幅は低車高Cセグメント中屈指の長さ。
ゴルフTDI R-Lineのフロントフェイス。何となく日本車っぽい部分も多く、中身の大幅進化はロードテスト前は想像しにくかった。
《写真撮影 井元康一郎》 ゴルフTDI R-Lineのフロントフェイス。何となく日本車っぽい部分も多く、中身の大幅進化はロードテスト前は想像しにくかった。
ゴルフTDI R-Lineのテールエンド。
《写真撮影 井元康一郎》 ゴルフTDI R-Lineのテールエンド。
夕日の光を当ててみた。外光によって車体色の風合いを変えて見せる演出が流行っているが、フォルクスワーゲンのライムイエローメタリックはどんな環境下でもテコでもライムイエローに見せるという意思が込められているように思えた。
《写真撮影 井元康一郎》 夕日の光を当ててみた。外光によって車体色の風合いを変えて見せる演出が流行っているが、フォルクスワーゲンのライムイエローメタリックはどんな環境下でもテコでもライムイエローに見せるという意思が込められているように思えた。
朝霧に煙る福岡北方、東峰村にて。操縦性、快適性の両面で山岳路を走るのがまったく億劫にならない素晴らしいシャシーだった。
《写真撮影 井元康一郎》 朝霧に煙る福岡北方、東峰村にて。操縦性、快適性の両面で山岳路を走るのがまったく億劫にならない素晴らしいシャシーだった。
フロントグリルに装着されたRバッジ。
《写真撮影 井元康一郎》 フロントグリルに装着されたRバッジ。
バックドア中央に車名を入れるいま流行りの演出。
《写真撮影 井元康一郎》 バックドア中央に車名を入れるいま流行りの演出。
助手席側ドア全開の図。開口面積は広大。高強度が求められるBピラーを細く作ることに成功したことがそれに寄与している。
《写真撮影 井元康一郎》 助手席側ドア全開の図。開口面積は広大。高強度が求められるBピラーを細く作ることに成功したことがそれに寄与している。
フロント、リアともドア開口部上端はギリギリまで上げられており、乗降性は車高1400mm台のモデルとしてはきわめて優秀だった。
《写真撮影 井元康一郎》 フロント、リアともドア開口部上端はギリギリまで上げられており、乗降性は車高1400mm台のモデルとしてはきわめて優秀だった。
タイヤサイズは225/40R18。ノンプレミアムCセグメントがこんなタイヤを平然と履きこなすとは、すごい時代になったものである。
《写真撮影 井元康一郎》 タイヤサイズは225/40R18。ノンプレミアムCセグメントがこんなタイヤを平然と履きこなすとは、すごい時代になったものである。
フロントエンド。Rラインのバンパーはノーマル系グレードと異なる空力デザイン。
《写真撮影 井元康一郎》 フロントエンド。Rラインのバンパーはノーマル系グレードと異なる空力デザイン。
ヘッドランプはゴルフ7から大幅に進化した部分。照射能力や可変配光のレスポンスはDセグメント『パサート』並みで、ノンプレミアムではトップランナー級。
《写真撮影 井元康一郎》 ヘッドランプはゴルフ7から大幅に進化した部分。照射能力や可変配光のレスポンスはDセグメント『パサート』並みで、ノンプレミアムではトップランナー級。
前席。低重心設計でヒップポイントは低いが、窓ガラスの下端が負けずに低く、それを感じさせない。
《写真撮影 井元康一郎》 前席。低重心設計でヒップポイントは低いが、窓ガラスの下端が負けずに低く、それを感じさせない。
ゴルフ7と比べてもさらにボタン類が少なくなったデジタルコクピット。ただし使い勝手は機械スイッチ時代のフォルクスワーゲンのレベルに遠く及んでいない。
《写真撮影 井元康一郎》 ゴルフ7と比べてもさらにボタン類が少なくなったデジタルコクピット。ただし使い勝手は機械スイッチ時代のフォルクスワーゲンのレベルに遠く及んでいない。
R-Lineのフロントシートはバケットタイプ。体の預け心地は素晴らしく、ゴルフ7から大きく進化したように感じられた。
《写真撮影 井元康一郎》 R-Lineのフロントシートはバケットタイプ。体の預け心地は素晴らしく、ゴルフ7から大きく進化したように感じられた。
センタークラスタもスイッチ類は最小限になりスッキリ。ボイスコマンドとの組み合わせのロジックが煮詰まってくればいずれ操作性も良くなることだろう。
《写真撮影 井元康一郎》 センタークラスタもスイッチ類は最小限になりスッキリ。ボイスコマンドとの組み合わせのロジックが煮詰まってくればいずれ操作性も良くなることだろう。
驚くほど小さなATセレクタはシフトバイワイヤ―。
《写真撮影 井元康一郎》 驚くほど小さなATセレクタはシフトバイワイヤ―。
収納箇所を細かく分けず、容量の大きなドアポケットなどにまとめて放り込んでくださいというスタイルは先代から変わっていない。
《写真撮影 井元康一郎》 収納箇所を細かく分けず、容量の大きなドアポケットなどにまとめて放り込んでくださいというスタイルは先代から変わっていない。
シートバックにはR-Lineのロゴが。
《写真撮影 井元康一郎》 シートバックにはR-Lineのロゴが。
後席。全長4.3mの低車高モデルで荷室容量380リットルを確保しながらレッグルームに余裕を持たせられた緻密なパッケージングは見事。
《写真撮影 井元康一郎》 後席。全長4.3mの低車高モデルで荷室容量380リットルを確保しながらレッグルームに余裕を持たせられた緻密なパッケージングは見事。
後席からの視界を妨げないよう前席のバケットシートの形状が工夫されているのが印象的だった。
《写真撮影 井元康一郎》 後席からの視界を妨げないよう前席のバケットシートの形状が工夫されているのが印象的だった。
荷室容量は380リットル。クラストップではないがスペースのコアになる長方形空間の縦横高さは好バランスだった。
《写真撮影 井元康一郎》 荷室容量は380リットル。クラストップではないがスペースのコアになる長方形空間の縦横高さは好バランスだった。
荷室のボード下にはパンク時に使うテンパータイヤが。いざという時を考えると心強い。
《写真撮影 井元康一郎》 荷室のボード下にはパンク時に使うテンパータイヤが。いざという時を考えると心強い。
リアシートバックは昔のゴルフのようにダブルフォールディングで倒せるわけではないが、段差は僅少。
《写真撮影 井元康一郎》 リアシートバックは昔のゴルフのようにダブルフォールディングで倒せるわけではないが、段差は僅少。
エンジンルーム。2リットルターボディーゼル「EA288evo」はパフォーマンス、効率とも非常に良く、排出ガス不正の借りをのしを付けて返したという感があった。
《写真撮影 井元康一郎》 エンジンルーム。2リットルターボディーゼル「EA288evo」はパフォーマンス、効率とも非常に良く、排出ガス不正の借りをのしを付けて返したという感があった。
浜松~富士を東名高速6割、一般道4割の比率で走行したさいの平均燃費値は31.2km/リットル。市街地走行を含むため平均車速は低いが、高速ではトラックに立ちはだかられた時以外は100km/hクルーズ。それでリッター30km越えは大変経済的。
《写真撮影 井元康一郎》 浜松~富士を東名高速6割、一般道4割の比率で走行したさいの平均燃費値は31.2km/リットル。市街地走行を含むため平均車速は低いが、高速ではトラックに立ちはだかられた時以外は100km/hクルーズ。それでリッター30km越えは大変経済的。
経済性、快適性、操縦性のバランスの良さが旅気分を大いに盛り上げた。
《写真撮影 井元康一郎》 経済性、快適性、操縦性のバランスの良さが旅気分を大いに盛り上げた。
帰路、山口の萩市郊外にて。山陰ブルーをバッチリ堪能できる天気だった。
《写真撮影 井元康一郎》 帰路、山口の萩市郊外にて。山陰ブルーをバッチリ堪能できる天気だった。
萩城址の毛利輝元像にて記念撮影。ゴルフ7 GTE4000km試乗の時もまったく同じ場所で写真を撮ったのだった。
《写真撮影 井元康一郎》 萩城址の毛利輝元像にて記念撮影。ゴルフ7 GTE4000km試乗の時もまったく同じ場所で写真を撮ったのだった。
島根県益田市の萩・石見空港の離着陸進入灯下にて記念撮影。
《写真撮影 井元康一郎》 島根県益田市の萩・石見空港の離着陸進入灯下にて記念撮影。
暇が続く限りどこまでも行ってみたいと思わせるキャラクターだった。
《写真撮影 井元康一郎》 暇が続く限りどこまでも行ってみたいと思わせるキャラクターだった。
鹿児島の高台、紫原にて桜島をバックに記念撮影。
《写真撮影 井元康一郎》 鹿児島の高台、紫原にて桜島をバックに記念撮影。

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