【ホンダ インサイト 4100km試乗】ホンダ好きなら納得の出来、だが必要なのは「名刺代わりの一発」[後編] 8枚目の写真・画像

試乗記 国産車
ホンダ インサイト EXのフロントビュー。デザインに関する印象は主観的にならざるを得ないが、スタイリング作りがあまりに不自然だった一時期の混迷から脱却する気配がありありとうかがえた。
《撮影 井元康一郎》 ホンダ インサイト EXのフロントビュー。デザインに関する印象は主観的にならざるを得ないが、スタイリング作りがあまりに不自然だった一時期の混迷から脱却する気配がありありとうかがえた。
インサイト EXのリアビュー。シビックセダンより左右10mmずつ広がっただけでこれだけふくよかさが増すのかと驚いた。
《撮影 井元康一郎》 インサイト EXのリアビュー。シビックセダンより左右10mmずつ広がっただけでこれだけふくよかさが増すのかと驚いた。
フロントマスクは左右のヘッドランプと中央部を連結してブーメランのような形にする「ソリッドウイングフェイス」の残滓が感じられるが、それも「クラリティ」シリーズなどに比べればはるかに自然なデザインに。
《撮影 井元康一郎》 フロントマスクは左右のヘッドランプと中央部を連結してブーメランのような形にする「ソリッドウイングフェイス」の残滓が感じられるが、それも「クラリティ」シリーズなどに比べればはるかに自然なデザインに。
サイドビュー。空力的洗練を感じさせる流れるようなラインが特徴。
《撮影 井元康一郎》 サイドビュー。空力的洗練を感じさせる流れるようなラインが特徴。
エンジンルーム。1.5リットルエンジン+2モーターのハイブリッドシステムのパフォーマンスは抜群で、燃費と動力性能を見事に両立していた。
《撮影 井元康一郎》 エンジンルーム。1.5リットルエンジン+2モーターのハイブリッドシステムのパフォーマンスは抜群で、燃費と動力性能を見事に両立していた。
燃費は速いペースで走ったことを考慮すると驚くべき高水準で推移。日本の速度レンジでは最新のディーゼルでもマイルドハイブリッドなどの飛び道具を備えないかぎり、CO2排出量でガソリンフルハイブリッドに勝つのはもはや難しいだろうと感じられた。
《撮影 井元康一郎》 燃費は速いペースで走ったことを考慮すると驚くべき高水準で推移。日本の速度レンジでは最新のディーゼルでもマイルドハイブリッドなどの飛び道具を備えないかぎり、CO2排出量でガソリンフルハイブリッドに勝つのはもはや難しいだろうと感じられた。
燃費は十分以上に満足できる数値。燃料タンク40リットルに対し、ロングランでは飛ばしすぎなければ25km/リットル超の燃費を簡単に出せるため、ワンタンク1000kmはゆうゆう達成できる・・・はずなのだが、燃料残量警告灯が点くタイミングが異様に早く、1000kmトライはやらなかった。
《撮影 井元康一郎》 燃費は十分以上に満足できる数値。燃料タンク40リットルに対し、ロングランでは飛ばしすぎなければ25km/リットル超の燃費を簡単に出せるため、ワンタンク1000kmはゆうゆう達成できる・・・はずなのだが、燃料残量警告灯が点くタイミングが異様に早く、1000kmトライはやらなかった。
前席。収納スペースがやや少ないが、ゆったりとした空間設計と良好な視界により、気分の上がるコクピットだった。
《撮影 井元康一郎》 前席。収納スペースがやや少ないが、ゆったりとした空間設計と良好な視界により、気分の上がるコクピットだった。
フロントシートはシビックと設計が異なるようで、一般走行で最低限このくらいはと思うレベルのホールド性は十分に持ち合わせていた。
《撮影 井元康一郎》 フロントシートはシビックと設計が異なるようで、一般走行で最低限このくらいはと思うレベルのホールド性は十分に持ち合わせていた。
ダッシュボードは彫りの深い造形だが、質感が高いわけではなく、安く見える。350万円級のモデルとしてはもう一息頑張りが欲しい。
《撮影 井元康一郎》 ダッシュボードは彫りの深い造形だが、質感が高いわけではなく、安く見える。350万円級のモデルとしてはもう一息頑張りが欲しい。
メーターのデザインはクラリティに似ているが、パワーメーターはバッテリー残量によってエンジンがかかるスロットル開度のラインが変わるクラリティと異なり固定式。ホンダの上級移行誘導モデルであることを考えると、そういう細かいところのハイテク感を大事にしてほしかったところ。
《撮影 井元康一郎》 メーターのデザインはクラリティに似ているが、パワーメーターはバッテリー残量によってエンジンがかかるスロットル開度のラインが変わるクラリティと異なり固定式。ホンダの上級移行誘導モデルであることを考えると、そういう細かいところのハイテク感を大事にしてほしかったところ。
後席は短時間しか乗らなかったが、ヘッドクリアランスが不足気味であること以外は大きな不満がなかった。膝下空間の広さはさすがアメリカ市場向けという印象。
《撮影 井元康一郎》 後席は短時間しか乗らなかったが、ヘッドクリアランスが不足気味であること以外は大きな不満がなかった。膝下空間の広さはさすがアメリカ市場向けという印象。
500リットル超というDセグメントセダン並みの広さを持つトランクルーム。荷室がバッテリーパックなどに食われやすいハイブリッドとは思えないユーティリティの高さだった。
《撮影 井元康一郎》 500リットル超というDセグメントセダン並みの広さを持つトランクルーム。荷室がバッテリーパックなどに食われやすいハイブリッドとは思えないユーティリティの高さだった。
デザインはシビックセダンに似ているが、ウインドウグラフィック、ボディのプレスラインなど複数のデザイン要素の調和がきっちり図られており、ずっとナチュラルに見えた。
《撮影 井元康一郎》 デザインはシビックセダンに似ているが、ウインドウグラフィック、ボディのプレスラインなど複数のデザイン要素の調和がきっちり図られており、ずっとナチュラルに見えた。
せっかくいいモノを作っているのに、こういうところの仕上げが雑なんだよなーと思ったポイントのひとつがトランクリッドまわり。一度クリアランスを作ってから斜めに切りなおしたのか、合わせ目が異様に広がっている。テールランプのズレともあいまって、トランクが開いているのかと勘違いしたほどだった。
《撮影 井元康一郎》 せっかくいいモノを作っているのに、こういうところの仕上げが雑なんだよなーと思ったポイントのひとつがトランクリッドまわり。一度クリアランスを作ってから斜めに切りなおしたのか、合わせ目が異様に広がっている。テールランプのズレともあいまって、トランクが開いているのかと勘違いしたほどだった。
フロントフェンダーにはハイブリッドのロゴが。
《撮影 井元康一郎》 フロントフェンダーにはハイブリッドのロゴが。
名阪国道を奈良・天理に向けて下る途中で記念撮影。
《撮影 井元康一郎》 名阪国道を奈良・天理に向けて下る途中で記念撮影。
宮崎ブーゲンビリア空港にて。実際、日南ではいろいろなところでブーゲンビリアが咲き乱れている。
《撮影 井元康一郎》 宮崎ブーゲンビリア空港にて。実際、日南ではいろいろなところでブーゲンビリアが咲き乱れている。
青島は島全体がサンクチュアリになっている。古代から祭祀が行われていた。
《撮影 井元康一郎》 青島は島全体がサンクチュアリになっている。古代から祭祀が行われていた。
青島神社。この奥に亜熱帯性の植物が生い茂った場所があり、そこにも古い祠が。万葉の時代から浜でタカラガイを探し、自分の思いと共に神に捧げるという奉納が行われていた。
《撮影 井元康一郎》 青島神社。この奥に亜熱帯性の植物が生い茂った場所があり、そこにも古い祠が。万葉の時代から浜でタカラガイを探し、自分の思いと共に神に捧げるという奉納が行われていた。
都会よりこういう場所のほうが圧倒的に似合う。カリフォルニアルックである。
《撮影 井元康一郎》 都会よりこういう場所のほうが圧倒的に似合う。カリフォルニアルックである。
南の国では良い意味でアメリカンなデザインが映える。
《撮影 井元康一郎》 南の国では良い意味でアメリカンなデザインが映える。
広島カープのキャンプ地として知られる宮崎・油津。青島の読売ジャイアンツと良い競合関係だ。
《撮影 井元康一郎》 広島カープのキャンプ地として知られる宮崎・油津。青島の読売ジャイアンツと良い競合関係だ。
日南線も油津~志布志間は列車の本数も少ない超ローカル線。
《撮影 井元康一郎》 日南線も油津~志布志間は列車の本数も少ない超ローカル線。
志布志で接続していた志布志線、大隅線はとうに廃止され、南宮崎~志布志間の90km近くを走る日南線だけが残された。ネットワークでなくなった長大な路線は年々衰退するのが運命。写真は鹿児島県に入ったところにある大隅夏井駅。
《撮影 井元康一郎》 志布志で接続していた志布志線、大隅線はとうに廃止され、南宮崎~志布志間の90km近くを走る日南線だけが残された。ネットワークでなくなった長大な路線は年々衰退するのが運命。写真は鹿児島県に入ったところにある大隅夏井駅。
鹿児島西海岸の市来にて、夕暮れ時に記念撮影。
《撮影 井元康一郎》 鹿児島西海岸の市来にて、夕暮れ時に記念撮影。
五代友厚など薩摩英国留学生の史料を豊富に展示しているティールーム、薩摩英国館にて記念撮影。特攻基地跡、武家屋敷群で知られる知覧にある。
《撮影 井元康一郎》 五代友厚など薩摩英国留学生の史料を豊富に展示しているティールーム、薩摩英国館にて記念撮影。特攻基地跡、武家屋敷群で知られる知覧にある。
鳥取砂丘近くのフルーツ農園にて記念撮影。
《撮影 井元康一郎》 鳥取砂丘近くのフルーツ農園にて記念撮影。
静岡の茶畑をドライブしてみた。
《撮影 井元康一郎》 静岡の茶畑をドライブしてみた。

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