警察庁は8日、今年上半期(1−6月期)に刑法犯で摘発された少年が6万5573人に達することを明らかにした。その数は前年より4159人も増加しているが、その背景には最近問題化しているひったくり犯罪の急増があるようだ。
1999年9月、バイクで帰宅中に埼玉県警捜査員に暴走族グループと誤認され、執拗な追跡の末に事故に巻き込まれて死亡した少年の遺族が埼玉県(県警)と、パトカーを指揮していた児玉警察署(当時)の警部を相手に5500万円の慰謝料を求める訴訟を起こした。
警察庁は8日、今年上半期(1〜6月期)に何らかの責任を問われ、懲戒処分を科せられた警察官の数が319人に達することを明らかにした。前年同時期より104人も処分者の数が多いが、これは監察体制を強化し、身内の行為を厳しく罰する体制に変化させたため。
京都府警は8日、峰山警察署の地域課に勤務する44歳の警部補が、交際している女性の免許証を再発行させるために虚偽の遺失届を作成していたとして、この警部補を虚偽有印公文書作成と道路交通法違反(不正免許証取得)容疑で書類送検したことを公表した。
神奈川県警は8日、コンピューターのプログラムミスから、本来は5年の有効期間で発行するべきだった21人の運転免許証を、誤って期間3年で発行してしまったことを明からにした。この21人の免許は再発行して正規のものと交換していくという。
警視庁は8日、高井戸警察署の敷地内に保管してあった盗難車を再び盗み出していた34歳の男を別件の窃盗容疑で逮捕していたことを明らかにした。男がこのクルマのキーを所持していたことから発覚したもので、盗み出した状況などを厳しく追及しているという。
8日朝、鹿児島県加治木町の九州縦貫道・加治木ジャンクション(JCT)で、出口車線を進行していた大型トラックがカーブを曲がりきれずに真っ直ぐガードレールに突っ込み、そのまま突き破って4メートル下の町道に転落、横転する事故があった。
レンタカーを使って追突事故を装い、保険会社から休業損害や慰謝料の名目で840万円近くを騙し取って、詐欺罪で起訴されていた4人の男に対する判決公判が7日、宮崎地裁で開かれ、裁判官は主犯格の男に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。
情報筋によると、三菱自動車は今年11月の『コルト』に続き、来2003年5月に『シャリオグランディス』の後継モデルを発売し、国内販売の強化に乗り出す方針である。どちらもダイムラークライスラー車とプラットフォームや主要パーツを共用しコストダウンを図る方針。以降年間2車種程度の新型車を投入して商品ラインアップを強化する。