歴代の愛車でBLAM(ブラム)のスピーカーを愛用してきた清水さん。今回のカムリにはハイエンドシリーズ「マルチックス・バレル」の3ウェイを導入。福井県のcustom&car Audio PARADAによる取り付けとサウンド調整で理想の広いステージングを実現した。
ツイーターをドアミラー裏の外側に配置! BLAMの3ウェイで広いステージングを実現
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清水さんが愛車のカムリに選んだフロントスピーカーはBLAMのシグネチャー・マルチックス・バレル。ツイーターにAMT1、ミッドバスにMB6D、さらにミッドレンジにはMB3を組み合わせた3ウェイシステムだ。
「ブラムのスピーカーは当初エントリーモデルからスタートして、そのサウンドが気に入りました。その後は徐々にグレードアップを続けていくつかのモデルを使ってきましたが、ついに今回のシステムではバレルにまでたどり着きました」
取り付け面で特に注力したのがツイーター(AMT1)だった。サウンド作りの大きなテーマが「広いステージング」であったことから、ツイーターを可能な限り外側に配置することを計画。取り付け位置にはドアミラー裏の三角パネル部分を選んだ。その結果、高さと広がりを両立するスピーカーレイアウトが完成した。取り付けにはワンオフのツイーターマウントを製作し、大型グリルを備えるバレルのツイーターを美しく収めている。
一方の80mmミッドレンジ(MB3)はAピラーにビルトイン取り付けする。中高域を受け持つスピーカーをアイレベル付近の高い位置に設置することでリスナーに直接音を届けやすくする狙いだ。取り付けデザインもスマートで質感の高いBLAMのスピーカーを視覚的にもアピールするインストールとなっているのが見どころ。
カムリのドアを美しくカスタム! 素材と造形にこだわったアウターバッフル
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16.5cmのミッドバスユニットであるバレル・マルチックスのMB6D。中低域を一手に引き受けるサウンドの根幹を支える重要なユニットだ。取り付けにはドアにアウターバッフルを製作してインストールする手法を選んだ。
見どころとなったのはアウターバッフルのデザイン性だ。ドア形状に合わせた独自形状のバッフルをワンオフ製作し、個性的なデザインを取り入れることでドアのカスタム度を高めている。
バッフル面にはグレー系の人工スエードを用いて上質感を演出。周囲にはレザー処理を施してアウトラインを際立たせている。プレスラインを取り入れた造形も美しく、立体感のあるデザインに仕上がった。さらにスピーカー周囲にはアクリルリングを設置してイルミネーションを組み込み、振動板を照らし出す演出も加えている。
ドアのアウターバッフルに加えて先に紹介したAピラーやドアミラー裏のスピーカー取り付けもスマートで個性的。3ウェイスピーカーの存在感をしっかりとアピールしながら高いデザイン性も実現している。サウンドだけでなく見た目にもこだわるオーナーの思いがストレートに反映されたインストールとなった。
パワードサブウーファーで中低域を強化! BRAX DSPとFiiO DAPで高音質を追求
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前編でも少し触れたが、ラゲッジスペースにインストールしたサブウーファーとドアのミッドバスをつなぐ役割として採用されたのがカロッツェリアのパワードサブウーファー「TS-WX010A」だ。コンパクトなユニットを助手席下のスペースに吊り下げるように設置する独特の取り付け方法も見どころ。
ドアのミッドバスが担う低域の一部をこのパワードサブウーファーで補うことでミッドバスの負担を軽減。ラゲッジのサブウーファーとのつながりも意識したシステム構成によって中低域のサウンドクオリティをさらに高める狙いだ。
BRAX DSPの操作部&表示部であるDIRECTOR(ダイレクター)はセンターコンソールの最前部に設置。ダッシュまわりに大きな加工を加えることなく本体のサイズにフィットする位置へスマートに収めている点も美しい。
音楽プレーヤーにはFiiOのDAP「M27Ti」をチョイス。DAPの音声信号をDSPにダイレクトに入力するシステム構成で高音質を追求している。DAPの再生能力の高さもシステム全体のサウンドクオリティを左右する重要なポイントだ。スピーカーからDSPまでハイグレードなユニットをそろえたシステムだからこそ音源のクオリティにもこだわっている。
大好きなアイドル系の楽曲やアニソンを高音質で思う存分楽しめる環境を作り上げた清水さん。お気に入りのBLAMスピーカーを中心に厳選したユニットとこだわりのインストールを組み合わせ、理想を追求した満足度の高いオーディオカーを完成させた。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負う。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。










