「HDMI入力端子」がなくても「動画」は観られる! その方法を解説!「車内エンタメ・環境整備マニュアル」 第4回

「HDMI変換アダプター」の一例(データシステム・HDA433)。
  • 「HDMI変換アダプター」の一例(データシステム・HDA433)。
  • 「HDMI変換アダプター」の一例(ビートソニック・IF36)。
  • トヨタ車にて外部映像信号を入力できるようにするアイテムの一例(データシステム・VIK-T74)。

クルマでの移動時間は、音楽や映像系コンテンツを楽しむ時間ともなる。当連載では、それら“エンタメ”を再生する環境作りについて全方位的に解説していこうと試みている。今回は、「HDMI入力端子」が備わっていない場合の映像系コンテンツの再生法を説明していく。

【画像全3枚】

スマホから出力される映像信号はデジタルなので「HDMI入力端子」が必要なのだが…。

さて、昨今は車内にて映像系コンテンツが楽しまれるとき、スマホの「ミラーリング」にてそれが実行されるケースが多い。で、前回の記事で説明したとおり、それを行う場合には車両の「メインユニット」に「HDMI入力端子」が備わっていると話が早い。

なおこれを実行する際には、いわゆる「テレビキャンセラー」も必要となる。純正・市販を問わずモニターが備わっている「メインユニット」は、走行中には映像系コンテンツを画面に映し出せないようになっているので、その状況をキャンセルするメカが必要となるのだ。

というわけで前回の記事ではここまでを説明したのだが、それに引き続いて当回では、「HDMI入力端子」が備わっていない場合について解説していく。スマホから出力される映像信号はデジタルなので、デジタル信号を入力するためには「HDMI入力端子が必要なのだが、それがないときにはどうすれば良いのかというと…。

「HDMI変換アダプター」の一例(ビートソニック・IF36)。「HDMI変換アダプター」の一例(ビートソニック・IF36)。

「HDMI変換アダプター」を使えば、「HDMI入力端子」がなくても平気!

やりようはある。モニターを備えた「メインユニット」には普通、アナログの「映像入力端子」が備わっている。それを活用すれば、スマホの「ミラーリングを行える。

ただし、先述したようにスマホから出力される信号はデジタルなので、それをアナログ信号へと変換するパーツが必要となる。そのパーツとは、「HDMI変換アダプター」だ。これがいくつかのメーカーからリリースされているので、それを使えばアナログの「映像入力端子」にてスマホから出力されるデジタルの映像信号を受けられる。

でも、「映像入力端子」を1系統しか備えていない「メインユニット」では、それが「リアカメラ」にて使われている場合も多い。実際1系統のみの「映像入力端子」は、リアカメラ用として装備されているという色彩が濃い。

トヨタ車にて外部映像信号を入力できるようにするアイテムの一例(データシステム・VIK-T74)。トヨタ車にて外部映像信号を入力できるようにするアイテムの一例(データシステム・VIK-T74)。

トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車では、もう1つメカが必要となることも…。

で、アナログの「映像入力端子」がすでにリアカメラに使われている場合には、「映像セレクター」を導入しよう。そうすれば「映像入力端子」が1系統しかなくても、スマホとリアカメラの両方の信号を入力できるようになる。そして観たい方の画像へと都度切り替えればOKだ。

なお「映像セレクター」の中には、シフトレバーをリバースに入れると映像がリアカメラのものに切り替わるものもある。そうであると一層便利だ。

ところでトヨタ車の純正ディスプレイオーディオ搭載車の中には、「HDMI入力端子」もアナログの「映像入力端子」も両方が備わっていない車種もある。

しかしそうであってもオプションで「地デジチューナー」や「DVDプレーヤー」を付けられるわけで、回路的には外部映像信号を入力できるようになっている。なのでそれを活用するキットもいつかのメーカーから出ている。それを使えば「ミラーリング」を行える。

今回はここまでとさせていただく。次回も「映像系コンテンツ」を楽しむための環境整備法を解説していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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