ソフトバンクG、時価総額48兆円超、トヨタ自動車抜き国内首位[新聞ウォッチ]

ソフトバンクGが時価総額48兆円超、トヨタ自動車抜き国内首位に
  • ソフトバンクGが時価総額48兆円超、トヨタ自動車抜き国内首位に

週明け6月1日の東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)の時価総額が48兆円を超えて、トヨタ自動車を追い抜き、国内企業でトップになったという。

1日のSBG株終値は前週末比1050高の8541円。一方のトヨタは136円50銭安の2905円。この結果、企業の株価に発行済み株式数をかけて算出するSBGの時価総額は48兆7000億円となり、トヨタの45兆8000億円を上回った。

きょうの各紙にも1面や経済面に「22年半ぶり首位交代、SBGマネー呼ぶ、『AI革命』へ集中投資」(読売)や「ソフトバンクG、仏に14兆円、AI向けデータセンター投資」(毎日)などと大きく取り上げているが、SBGが5月31日、最大750億ユーロ(約14兆円)を投じてフランスにAIデータセンターを建設すると発表したことも株価上昇に拍車がかかったとしている。

思えば、トヨタは2003年12月、当時携帯電話のインターネット接続サービス「iモード」で国内を席巻していたNTTドコモの時価総額を抜き、国内首位に躍り出た。当時は奥田碩会長―張富士夫社長時代で、ものづくりの社業ではハイブリッド車(HV)の2代目プリウスが大ヒットするなど、世界販売台数も拡大を続けた。一方で、奥田会長は財界総本山の経団連と日経連を統合した「日本経団連」の初代会長に就任、当時の小泉純一郎政権とともにバブル崩壊後の「失われた10年」と呼ばれた日本経済の立て直しに奔走していた。

トヨタが首位の座を明け渡したのは約22年半ぶりのことだそうだが、トランプ米大統領やマクロン仏大統領などと “トップ外交”を繰り広げるソフトバンク創業者の孫正義会長兼社長の積極果敢な行動力なども投資家からも評価されているとみられる。

2026年6月2日付

●蓄電池35年に売上高3倍、政府新戦略、AI需要増予測 (読売・1面)

●ソフトバンクG時価総額トヨタ超え、国内首位22年ぶり交代 (朝日・3面)

●今月から食品続々タイヤや医薬品も「値上げの夏」景気冷ますか(産経・1面)

●新車の仕様データ取引先含め共有、トヨタ新システム開発(産経・9面)

●茨城のホンダ系ディーラー勧告へ (産経・16面)

●中古EV8割輸出→レアメタル4300トン流出、175億円相当 (東京・1面)

●EV販売、37か国で最高、中東危機後原油高で割安感、中国勢が輸出攻勢 (日経・1面)

●中国EV「全固体電池」へ攻勢、まず半固体発売、日本に先行狙う、上海汽車など、来年投入めざす (日経・12面)

●車部品「50%米調達」要求、USMCA交渉、米政権、メキシコに (日経・12面)

●トヨタ、豊田大輔氏帰任(日経・15面)

●車部品の不良判定統一、自工会・部工会、過剰検品を是正 (日経・15面)

《福田俊之》

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