シャコ上げした『ジムニー/シエラ』の操縦性を改善!「キャスターアングルアジャストブッシュ」発売

ムーンフェイス・Genbブランド『ジムニー/ジムニーシエラ』用「キャスターアングルアジャストブッシュ」
  • ムーンフェイス・Genbブランド『ジムニー/ジムニーシエラ』用「キャスターアングルアジャストブッシュ」
  • ムーンフェイス・Genbブランド『ジムニー/ジムニーシエラ』用「キャスターアングルアジャストブッシュ」
  • わずか20ミリのリフト量でマイナス領域まで減少してしまうキャスター角。リーディングアーム前側のブッシュを交換することで適切なポジションへ矯正。
  • 純正ブッシュ(リフト量:30ミリ):キャスター角の減少だけでなく、スプリングロアシートのセット角にも悪影響を及ぼす。
  • キャスターアングルアジャストブッシュ:キャスター角を補正するとともにコイルスプリングの座屈現象を抑制。

SPKが総代理店を務めるムーンフェイス・Genbブランドから、スズキ『ジムニー』(JB64W)/『ジムニーシエラ』(JB74W)専用の「キャスターアングルアジャストブッシュ」が新発売。価格は9680円(税込)。

【画像】ジムニー用キャスターアングルアジャストブッシュ

「キャスターアングルアジャストブッシュ」は、車両をリフトアップした際に減少してしまうキャスター角を補正し、操縦性を改善するための専用ブッシュパーツだ。

ジムニー/ジムニーシエラは3リンク式サスペンションを採用しているため、わずかな車高変更でもアライメントが変わり、キャスター角は大きく変化する。その結果、直進性の悪化やハンドルの復元力低下、制動時の不安定な挙動といった問題が生じてしまう。

純正ブッシュ(リフト量:30ミリ):キャスター角の減少だけでなく、スプリングロアシートのセット角にも悪影響を及ぼす。純正ブッシュ(リフト量:30ミリ):キャスター角の減少だけでなく、スプリングロアシートのセット角にも悪影響を及ぼす。

同製品の特徴は、偏心構造を採用した点だ。従来はアーム本体の交換が必要だったキャスター角調整を、ブッシュ交換だけで可能にしている。リーディングアーム前側のブッシュを交換するだけで、キャスター角不足を補い、ハンドルの復元力を強化することができる。また、ロアシート角度を適正に保つことで、リフトアップ時に発生しやすいコイルスプリングの座屈も防止できる。

材質には高品質な天然ゴム(NR材)を使用し、サスペンションブッシュの弱点である経年劣化による亀裂や剥離を抑えて耐久性を高めている。振動吸収性と減速時の荷重支持を両立するため、フロントアクスルが正常に機能するよう、経験則に基づき材料硬度を最適化。剛性感と快適性を兼ね備えた走行フィーリングを実現している。

わずか20ミリのリフト量でマイナス領域まで減少してしまうキャスター角。リーディングアーム前側のブッシュを交換することで適切なポジションへ矯正。わずか20ミリのリフト量でマイナス領域まで減少してしまうキャスター角。リーディングアーム前側のブッシュを交換することで適切なポジションへ矯正。

なお、対象は標準車高から20mmまたは40mmのリフトアップを想定した車両で、装着により車高が約3mm変化する。保安基準適合品だが、車検については検査員の判断が優先される。装着には特定整備に該当する作業が含まれるため、認証工場での作業が必要となっている。

《ヤマブキデザイン》

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