AIオンデマンドバスと路線バスで国内初、ルート検索や予約が同一アプリで完結…会津若松市で12月15日から

「MyRideどこでもバス(どこでもバス)」
  • 「MyRideどこでもバス(どこでもバス)」
  • どこでもバスの運行エリア
  • 検索対象エリア(アプリ画面)
  • ルート検索・提案

会津乗合自動車と、みちのりホールディングスは12月15日から、「MyRideどこでもバス」のアプリに、AIオンデマンドバスと路線バスとの連携ルート検索・乗り継ぎ提案およびAIオンデマンドバスの予約を一体化した新機能「えらべるナビ」を実装する。

【画像】「MyRideどこでもバス(どこでもバス)」

AIオンデマンドバスと路線バスのルート検索・乗り継ぎ提案・予約を、同一アプリ内で完結するサービスは国内初となる。

「どこでもバス」は会津若松市中心部で毎日9時から20時まで運行しているAIオンデマンドバスで、400か所以上の乗降場所を設定。アプリまたは電話で予約でき、平均待ち時間は15分程度。AIが利用ニーズに応じて効率よくルートを組み立て、市中心部を細かく頻繁に走行する。

新機能「えらべるナビ」では、出発地・目的地・希望日時を入れるだけで、「どこでもバスのみのルート」「路線バスのみのルート」「どこでもバス+路線バスの乗り継ぎルート」の3種類を同時に比較できる。利用者は複数の選択肢の中から、都合に合ったルートを選べるようになる。

アプリは乗降バス停、乗り継ぎバス停、乗り継ぎ時間、出発・到着時刻などの情報をまとめて表示。どこでもバス区間についてはアプリ内でそのまま予約まで完結する。

この機能により、利用者が「中心部の短距離はどこでもバス」「中距離・郊外は路線バス」といった選択をすることで、需要が平準化し、予約受付率の改善につながると期待される。

本機能の開発およびシステム提供は、Via Mobility Japanの技術を活用している。なお、路線バスに乗車する際は、アプリで表示されたどこでもバスの運賃の他に路線バスの運賃が必要となる。

より多くの地元住民に利用してもらえるよう、会津若松市主催の住民向け利用説明会を2026年1月19日から2月5日の期間に7会場で計8回開催する予定だ。

《森脇稔》

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