デンソーの技術継承を支援、AIでナレッジマネジメントシステム構築…富士ソフト

富士ソフトがデンソーのナレッジマネジメントシステム構築を開始
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富士ソフトは、AIを活用して、デンソーの熟練エンジニアがもつ技術や情報を次世代に継承するナレッジマネジメントシステムの構築を開始したと発表した。

技術や情報の可視化と活用により、属人化の解消と生産性の向上を実現する。

デンソーは、先進的な自動車技術、システム、製品を提供するグローバルな自動車部品メーカーであり、産業用ロボットやQRコードの開発、農業等、幅広い分野でも事業を展開している。「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい。」をスローガンに掲げ、より安全で環境にやさしいモビリティの未来の実現に取り組んでいる。同社では、グローバル展開に伴う人材の流動性や属人化の影響から、熟練エンジニアのもつナレッジの継承に課題意識を持っていた。

富士ソフトは、デンソーの熟練エンジニアのもつナレッジをデジタル化し、誰もがデータベースから必要な情報を抽出し活用できるようにするナレッジマネジメントシステムの構築を開始した。熟練エンジニアが培ってきた技術や情報をAIに学習させることで、属人化の解消や生産性の向上、次世代へのナレッジ継承の促進につながる。

富士ソフトは今後もソフトウェア開発における技術と実績、AIにおけるノウハウを活かし、製造業の顧客が抱える問題の解決に取り組んでいく。

《森脇稔》

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