ニデックは、インド・カルナータカ州フブリ・ダールワール市に新工場「オーチャード・ハブ・キャンパス」を開設し、生産を開始したと発表した。
現地で開催された開所式には、インド政府閣僚やカルナータカ州政府閣僚、同社から小部博志取締役会長らが出席した。
オーチャード・ハブは約20万平方メートルの敷地を持ち、ニデックがインドに有する最大かつ最先端の製造拠点となる。発電、電力変換、再生可能エネルギー、垂直輸送、電動モビリティ、産業システムなど、同社のモーション&エナジーの複数事業を支える。
現在、この施設では350人以上を雇用しており、将来的にはさらに2000人の雇用を創出し、地元の産業と地域経済の発展に貢献していく。
ニデックの小部博志会長は「新工場では約2000人の従業員を雇用し、地域社会の活性化と共に、カルナータカ州の産業発展に貢献していく」とコメント。2028年までにカーボンニュートラルの達成を目指すとした。
すでに、太陽光発電設備を稼働させており、同社独自の最先端技術を活用した蓄電池システム(BESS)も導入済みで、従業員の通勤には電気自動車を使用する予定だ。



