モービルアイ、インドでADAS技術のローカライズ推進…VVDN Technologiesと覚書締結

モービルアイがインドVVDN Technologiesと覚書締結
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先進運転支援システム(ADAS)および自動運転技術を手がけるMobileye(モービルアイ)は、インドの大手Tier 1企業でエンジニアリングおよび製造サービスを提供するVVDN Technologies Pvt. Ltd.と覚書(MoU)を締結したと発表した。

この提携により、MobileyeのADASおよび安全技術をインド国内の自動車メーカー向けにローカライズし、提供していく予定。協業では、Mobileyeのグローバルな製品およびシステムに関する専門知識と、VVDNの現地におけるエンジニアリング、テスト、製造能力を融合させることで、インドにおけるADAS技術のローカライズおよび量産準備を加速させることを目的としている。

インドの自動車市場は、規制改革の進展、消費者需要の高まり、そして「メイド・イン・インディア」および「自立したインド(Atmanirbhar Bharat)」政策の推進を背景に、安全性と技術革新の新たな時代へと突入している。

Mobileyeは、これまでに世界中で2億個以上のシステム・オン・チップ(SoC)を出荷しており、現在市場に出ている最先端のADASシステムの多くを支えている。

両社は、EyeQチップ群および関連センサーを基盤としたシステムを含む主要なADASソリューションをインドでローカライズする計画であり、VVDNはローカライズ、テスト、製造準備の面で支援を行う予定だ。

25年以上にわたり、ADASおよび自動運転技術を研究室から実際の道路へと導入してきた実績を持つMobileyeは、世界的に実証され、かつ各地域のニーズに適応可能なソリューションを提供している。安全性、効率性、拡張性、そしてコスト効率を重視して設計された同社のソリューションは、最新のAI技術を活用することで、急速に進化を遂げるインドの自動車産業のニーズを先取りしている。

《森脇稔》

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