ブリヂストンは10月30日、モーターサイクル用プレミアムスポーツタイヤ「BATTLAX RACING STREET RS12」を2026年1月に欧米向け、2月に日本向けに発売すると発表した。
【画像】レース技術採用の「BATTLAX RACING STREET RS12」
新製品は「From Circuit to Street」のコンセプトのもと、レース用タイヤ開発で培った技術を搭載することで、一般公道走行用「BATTLAX」ラインアップの中で最も高いドライグリップ性能を発揮する「断トツ商品」として位置づけられる。
主な搭載技術として、レース用タイヤ開発技術をベースにした新コンパウンド、溝比率を最適化した新設計パターンによるタイヤ剛性の最適化とコーナリング時の接地面積拡大、そして世界最高峰レースで使用実績のある新構造「HE-MS BELT」をフロント用に初採用した。
2輪耐久レースで勝ち続けてきた技術を基盤とすることで、ドライグリップを中心としたサーキット走行における性能を全方位で向上させており、ラップタイムは従来品「BATTLAX RACING STREET RS11」対比で大幅に短縮している。
コンパウンド、パターンデザイン、構造の組み合わせ最適化により周回数を重ねてもグリップ性能の低下を抑制し、ドライ路面でのスポーティーな走行からワインディングからサーキットまで幅広く走行されるライダーの安心・安全と楽しさを足元から支える。
ブリヂストンのモーターサイクル事業は「断トツ商品」である「BATTLAX」を軸にプレミアムニッチ戦略を進めており、今後も安心・安全で楽しいモーターサイクル文化の発展に貢献するとともに、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えること」にコミットし、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供し続けていく。








