トーヨータイヤの米国タイヤ販売子会社であるToyo Tire U.S.A. Corp.が、11月4日から7日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催される「2025年SEMAショー」の出展内容を発表した。
同社の展示エリア「トーヨータイヤ・トレッドパス」では、28台のユニークなカスタム車両を展示する。今年で12年目を迎える同展示は、ラスベガス・コンベンションセンターの中央ホールと南ホールの間に設置される。
2008 Lamborghini Murcielago LP 640 by John Sarkisyan of S Klub展示車両には、2008年ランボルギーニ『ムルシエラゴLP640』のカスタムビルドから、ツインターボ仕様の1988年フォード『ブロンコ』まで、幅広い車種が含まれる。2025年の新企画として、トーヨータイヤのウェブサイトで全展示車両のビルドハイライトを公開し、年式・メーカー・モデル・ホイール・タイヤセットアップ、その他のカスタム改造詳細を紹介する。
会場では精巧なダイキャストモデルを専門とするB2Bミニチュアグッズメーカー、タイムカプセル社とのコラボレーションにより、ダイキャストモデルパッケージの実物大トイボックスがトレッドパスに展示される。さらに、Bisimotoエンジニアリングが製作した1982年ポルシェ『ツインターボ・クレーマーK3 935』も特別展示。この車両はブリクストン製センターロック・TR17サーキット+ホイールを装着し、トーヨータイヤ・プロクセスRTM 275/40ZR17(フロント)と345/30ZR19(リア)タイヤを装着している。
collaboration with Time Capsule
トーヨータイヤUSAコーポレーションのイベント・スポンサーシップ・モータースポーツ担当シニアマネージャーのスタン・チェン氏は「トレッドパスは自動車界の創造性と情熱を祝うものであり、12周年を迎えることを嬉しく思う」とコメント。
今年もリーン・カスタムズとの人気コラボレーションが継続され、限定版ピンバッヂを配布する。トレッドパス展示車両の一部をモチーフにした10種類のピンを会期中の指定時間に配布し、リーン・カスタムズ創設者のハンセル・エチェベリア氏との「アーティスト・ミート」(11月5日正午~午後1時)では、限定の11番目のピンも提供されるとのこと。
2024 Toyota Land Cruiser by Chuck Hernandez from Showstoppers USAまた、2年連続でジンガ社のナチュラルモーション・スタジオとパートナーシップを結び、人気モバイルレーシングゲーム「CSRレーシング2」との連携も実施される。来場者がお気に入りのトーヨータイヤ・トレッドパス車両に投票し、優勝車両はCSR2ゲーム内に登場する。
ジンガ社ゲーム担当副社長のサム・クーパー氏は「自動車業界で最も著名な企業の一つであるトーヨータイヤと再びパートナーシップを組み、印象的なカスタムビルド・トレッドパス車両の一台をCSR2プレイヤーに提供できることを誇りに思う」と述べている。
SEMAショーは世界最大の自動車業界見本市で、自動車業界のあらゆる分野のメーカーとバイヤーを結ぶイベントとして知られている。










