日本RV協会(JRVA)は、10月30日に開幕するジャパンモビリティショー2025において、東8ホール全体を使ったキャンピングカーゾーンを設置すると発表した。
キャンピングカーゾーンは「GO RVing」をテーマとし、大型車から軽自動車サイズまで約40台のキャンピングカーを展示。これらは単なる移動手段でなく、住居機能も持つ「動く家」としての魅力を体感できるという。
JRVAのブースは「レンタルエリア」「防災エリア」「クラシックカーエリア」の3つのエリアで構成される。レンタルエリアでは全国各地に拠点があり、ホテル代の高騰やインバウンド需要の拡大でレンタルキャンピングカーを使ったくるま旅が人気となっていることを紹介する。
防災エリアでは、キャンピングカーが災害時の避難手段や宿泊所として活用された例として、2024年の能登半島地震でJRVA会員の車両60台以上が現地に運ばれた実績を展示。内閣府も「災害対応車両」として認めており、動く防災拠点としての価値を強調する。
クラシックカーエリアでは、1994年製の2代目いすゞ『ロデオ』のキャンピングカーを展示。1989年から5年間で1090台が販売され、現在も多くが愛用されている点を紹介する。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」は10月30日から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催される。