アステモはジャパンモビリティショー2025において、SDV時代における先進技術や取り組みを紹介する。今回の展示では、SDV時代の車両開発に貢献する多様な基盤技術など、「デジタライゼーション」、「安全」、「環境」の3つの領域で展示を行う。
デジタライゼーション領域では、コンピューティング技術とデジタル技術を活用し、クルマの進化に貢献する仕組みや技術を紹介。データ収集からソフトウェア更新、サービス開発までを素早く循環させる「IoVプラットフォーム」や、生成AIによりクルマの進化に貢献する「価値創成DX」、運転者の好みに応じて車両の運動を最適化し、快適な運転フィールを提供することができる「ダイナミクス統合制御プラットフォーム技術」などを紹介する。
安全領域では、AD/ADASと先進シャシーによって、クルマの安全性や快適性に貢献する技術を紹介。車両周辺の落下物や路面の異常を検出する「360度3Dセンシング技術」や、快適な自動走行を実現する「NOA」、自動運転要求に応える「電動ブレーキ」、リンクレス形式の「ステア・バイ・ワイヤシステム SBWS」、さらに「モーターサイクル用ADAS」などを紹介する。
環境領域では、高効率なパワートレインにより、環境負荷の低減に貢献する技術を紹介。主駆動にフェライト磁石、副駆動には磁石を使わない構成とし、油冷によって効率と安定性を両立した「レアアースフリーモーター」を初出展するほか、次世代のモビリティソリューションとして「インホイールモーター」、「小型二輪車用e-Axle」などを紹介する。
また、Immersive Theaterとして、アステモ の先進技術で、「安全」と「自由」な移動を実現する未来のモビリティを、MX4Dで体感できる展示も行う。