米EVファラデー・フューチャー、新型コンパクト電動SUV『FX 4』計画…約590万円以下

ファラデー・フューチャーのCEOの左後方のプロトタイプがFX4
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米国のEVメーカーのファラデー・フューチャーは、新型EV『FX 4』の投入計画を公表した。

FX 4は4万ドル(約590万円)以下の市場セグメントを狙ったコンパクト5人乗りSUVとして位置づけられ、バッテリー電気自動車とAIHER(AI Hybrid Electric Range-extender)の両バージョンを用意する予定だ。

FX 4は若年層や家族の日常通勤だけでなく、軽いオフロードからキャンプまで幅広い用途に対応する多機能車両として設計される。同社は「極限のコストパフォーマンス」を実現し、従来のSUV市場を破壊することを目指している。

FX 4の今後の動向として、10月28日の中東イベントで北米向けFX 4の進捗と初回デザインレンダリングを発表予定だ。11月のロサンゼルス・オートショーでは製品戦略の初公開を行い、2026年1月のCES2026では共創・販売活動を開始する計画だ。

同社は米国のEV普及率が8%にとどまる中、特に2万ドルから4万ドルの価格帯で競合するAIEV製品がほとんど存在しない市場の拡大を狙っている。中国のサプライチェーンのコスト・効率優位性とFFの「5つの分野でのエンパワーメント」を活用した独自の戦略を展開していく。

《森脇稔》

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