BPカストロールは9月30日、世界で最も伝統あるエンジンオイルブランドとして、新たに「潤活(じゅんかつ)」をテーマにしたブランドビジョンを発表した。
創業から約100年にわたり積み重ねてきたメンテナンスの時間を大切にし、手間暇をかけることで愛着が深まり、未来を潤すとの考えに基づく。
カストロールは、車のメンテナンスが面倒だとされる中で、愛車としての存在感を育むためにも自ら手をかけてほしいと訴える。これまでも技術力や製品力、業界内のネットワークを活かし、循環型社会への貢献を目指している。
2024年に発足した「Future Creative Project」では、効率重視の現代社会に対し、メンテナンスの喜びと愛着の重要性を再認識した。この視点をもとに、エンジンオイル製品だけでなくメンテナンスを通じた価値提供に挑戦する。
ブランドビジョンの発表に合わせ、2025年10月1日からはTOKYO FM/JFNの朝のラジオ番組『ONE MORNING』内で「My Maintenance Note」というコーナーを毎週水曜日の8時10分頃より放送する。各界の著名人をゲストに招き、日々のメンテナンスへの思いを紹介する。初回はカストロール取締役副社長の阿部宏憲が、2回目はブランドアンバサダーの元フェンシング日本代表・太田雄貴氏が出演予定だ。
また、音声配信プラットフォームを通じて未公開エピソードを含むフルエピソードのPodcastも配信し、より深くメンテナンスの意義を伝える計画だ。
今後もカストロールはディーラーやカーショップ、中古車流通、整備工場など関連企業と協力し、循環型社会の推進に寄与する多様な活動に取り組む。
カストロールはBPグループの一員であり、自動車や海洋、工業、エネルギー分野で高性能な潤滑油製品を提供している。世界的に評価の高いブランドとして、製品とサービスの革新を追求し続けている。