MINI 4車種5038台をリコール ワイパーハーネス不具合で発煙のおそれ

MINI クーパーS(3ドア)
  • MINI クーパーS(3ドア)
  • MINI クーパーS 5ドア
  • 改善箇所

ビー・エム・ダブリューは2025年9月4日、『MINI』4車種についてリコールを国土交通省に届け出た。フロントウィンドウのワイパーにおいて、ワイヤーハーネスの取り回しが正しくないものがある。

【画像全3枚】

対象となるのは「MINIクーパーC」「MINIクーパーS」「MINIクーパーC 5ドア」「MINIクーパーS 5ドア」の4車種5038台。製造期間は2024年3月13日から10月23日となっている。

不具合の内容は、フロントウィンドウのワイパーにおいて、ワイパーモーターワイヤーハーネスの製造が不適切なため、ワイヤーハーネスの取り回しが正しくないものがある。

そのため、使用過程で当該ハーネスがワイパーリンケージに干渉することにより、当該ハーネスが損傷して警告灯が点灯、発煙し、拭き取り機能が損なわれるおそれがある。また、ごく稀に、エンジンが始動出来なくなるなどのおそれもある。

改善措置として、全車両のワイパーモーターワイヤーハーネスを点検し、必要に応じて修正する。また、当該ハーネスが損傷している場合、ベーシックセントラルプラットフォーム(BCP)も交換する。

不具合件数は5件で、事故の報告はない。市場からの不具合報告により発見された。

使用者への通知は、ダイレクトメールで行うほか、車両に直接インカーコミュニケーションメッセージを送信する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集