ゆりかもめは、11月1日に開業30周年を迎えることを記念し、10年ぶりとなる車両基地公開イベントを10月25日に開催すると発表した。
車両基地公開イベントは、東京都江東区有明3丁目のゆりかもめ車両基地で午前10時から午後3時まで実施される。普段立ち入ることのできない車両基地内部の見学や、車両洗浄線・出入庫線での体験乗車など、鉄道ファンから家族連れまで楽しめる多彩なプログラムを用意している。
募集期間は9月24日まで、募集人数は3000人で、応募者多数の場合は抽選となる。入場料は無料で、事前申込制となっている。当選者には10月10日頃に招待状が発送される予定だ。
定員制の体験イベントとして、車両洗浄体験乗車(各回100名、全4回)、保守車体験乗車(各回4名、全7回)、出入庫線体験乗車(各回100名、全3回)を実施する。
自由参加ブースでは、7200系展示車両への乗車体験、ミニSL乗車体験、運転台体験、シミュレーター体験、転てつ機操作体験などを予定している。
また、車両型目覚まし時計(2000円)、アクリルキーホルダー(750円)、エコバッグ(1000円)などの新オリジナルグッズを販売するほか、沿線企業とのコラボ商品として、菓子工房「福どら」とのコラボどら焼きや深川ワイナリーとのコラボワインも販売する。
開業30周年記念ロゴをあしらった特別なヘッドマーク車両を2025年10月1日から12月25日まで運行する予定だ。
イメージキャラクター「ゆりな」を使った第2弾キービジュアルも9月3日から展開されている。新橋駅構内のフラッグや仮囲い、車内窓上広告、公式SNSなどで展開予定で、今後第4弾まで様々な形で「ゆりな」が登場する。
さらに、開業30周年を記念して「ゆりかもめ」にまつわる思い出の写真とエピソードを添えたお祝いメッセージを9月30日まで募集している。応募されたメッセージは30周年特設ページや公式SNSで紹介され、応募者の中から抽選でゆりかもめオリジナルノベルティが贈られる。