テスラの株価が堅調、マスク氏への報酬パッケージ提案で思惑買い

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8日の日経平均株価は前週末比625円06銭高の4万3643円81銭と3日続伸。石破茂首相の退陣表明を受け、次期政権の財政拡張的な政策実施に対する思惑から、幅広い銘柄で買いが優勢。一時最高値を更新した。

先週末のニューヨークダウは220ドル安の4万5400ドルと反落。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日ぶりに小反落。電気自動車(EV)のテスラは3.64%高。同社取締役会が、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に10年で最大1兆ドル(約147兆円)規模の報酬パッケージを提案したことが明らかになった。

時価総額を現在の8倍に高めるなどの条件が設けられていることから、市場では買い材料視された。


《山口邦夫》

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