レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ

メルセデスベンツ VLE 市販型の予想CG
  • メルセデスベンツ VLE 市販型の予想CG
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  • メルセデスベンツVLEティザーイメージ
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メルセデスベンツは現在、新型高級ミニバン『VLE』のティザーキャンペーンを展開している。その最終デザインをデジタルプレビューしよう。日本に導入される可能性も高く、レクサス『LM』が最大のライバルとなるだろう。

『Vクラス』ミニバンファミリーの歴史は1996年に遡る。初代は、1995年に発表された『ヴィトー』バンをベースとしていた。現在、生産ラインに並ぶ第3世代の現行Vクラスは、2014年から販売されており、既に長寿モデルだ。10年以上にわたる生産期間中に幾度となく改良が重ねられ、最後のスタイリング変更は2年前だ。そしてついに、全く新しいモデルが登場する。

Nikita Chuicko氏から提供された予想CGは、スパイショットやティザーイメージ、そして最新情報をもとに製作されており、いつもの通り信用度は高い。この新型ミニバンには、Vクラスに代わって新しい名称が付けられる。ファミリー向け、および商用バンは「VLE」、ラグジュアリーVIPシャトルの様々なバージョンを含むシリーズは「VLS」となる。

第4世代Vクラスミニバン(VLEおよびVLS)は、2024年春に中国で発表されたコンセプトカー『ヴィジョンV』の市販バージョンと言えるだろう。新型は、ヴィジョンVのプロポーションと、ウインドウライン下端が高く、上下高さの狭いサイドウィンドウを継承している。前後のオーバーハングが比較的短いため、全長がコンパクトに見える。またフロントグリルが閉じられているのはEV仕様としたからだ。

メルセデスベンツVLEティザーイメージメルセデスベンツVLEティザーイメージ

フロントエンドには、新型『CLA』と同様に、LEDクロスバー付きヘッドライトが採用される見込み。ここまで捕捉されたプロトタイプでは、メインブロックの形状は依然としてカモフラージュで隠されているが、予想CGではコンセプトカーのスタイルを踏襲したデザインが描かれている。

メルセデスベンツ VLE 市販型の予想CGメルセデスベンツ VLE 市販型の予想CG

リアセクションについては、トランクリッドの垂直に近いウインドウが印象的だ。ナンバープレートを装着するくぼみもトランクリッドに確保される。今のところ、ライトのデザインだけが謎に包まれているが、おそらく、メインブロックは垂直に配置され、車体の高さのほぼ全域に伸びると予想される。

新型ミニバンファミリーは、モジュラー式の「VAN.EA」(=Van Electric Architecture)プラットフォームをベースに構築される。このプラットフォームは、メルセデスベンツの今後のすべての小型商用電気自動車に採用される予定となっており、中型・大型乗用バンおよびバン向けに設計された新しい「VAN.CA」(=Van Combustion Architecture)プラットフォームとは、約70%の設計が共通だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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