日産、横浜市で自動運転サービス実証へ…最大20台規模で11月開始

実証にBOLDLY、プレミア・エイド、京浜急行電鉄がパートナーとして参加
  • 実証にBOLDLY、プレミア・エイド、京浜急行電鉄がパートナーとして参加
  • 日産リーフ実験車の各種センサー類の説明

日産自動車は4日、横浜市で2025年度に計画している自動運転モビリティサービスの実証実験の概要と参画するパートナー企業を発表した。本実証実験は、2024年2月に発表した「日本国内における自動運転によるモビリティサービスの事業化に向けたロードマップ」のフェーズ1に位置づけられる。

実証実験は、横浜市のみなとみらい・桜木町・関内を含む市街地エリアで、2025年度から2026年度にかけて最大20台規模の自動運転車両を使用して実施する。将来の自動運転モビリティサービスに必要な運営体制とサービスエコシステムの構築を目的としている。

開始時期は2025年11月。実施内容は、自動運転車両を用いたオンデマンド配車サービスの提供とその実用性の検証、遠隔監視の運営体制に関する試験的な体制構築とサービス提供および検証を行う。参加方法はモニター募集への応募で、募集は今秋実施予定だ。


《森脇稔》

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