住友ゴム工業は、日刊自動車新聞社主催の第38回「日刊自動車新聞 用品大賞2025」で、次世代オールシーズンタイヤダンロップ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」がグランプリを受賞したと発表した。
今回の受賞は、水や温度に反応し路面状態に合わせてゴム自体の性質が変化する技術「アクティブトレッド」を初採用することで、1年を通じて安心して使用でき、夏冬履き替えの手間・コストが不要になることでユーザーの利便性が向上する点が認められたものだ。
さらに、ユーザーのライフスタイル・業界の技術開発・環境配慮の考え方などにまで影響を与える先進的な製品である事も高く評価された。なお、今回の受賞は2020年の「VEURO VE304(ビューロブイイーサンマルヨン)」に続いて2度目のグランプリ受賞となった。

「SYNCHRO WEATHER」は、「アクティブトレッド」を初採用した次世代オールシーズンタイヤ。新技術の採用によって、スタンダードサマータイヤ以上の優れたウエット性能を発揮するとともに、従来のオールシーズンタイヤではカバーできていなかった氷上を含むあらゆる路面での走行を可能にした。
タイヤ自体が適した性能に変化することで、夏も冬もより安心して使える新基準タイヤとなっている。同社は今後も多くのドライバーに走る楽しさを感じてもらえる商品の開発に取り組んでいくとともに、交通事故のない安全で安心な未来の実現を目指す、としている。