静岡スバル自動車は、認定特定非営利活動法人静岡県ライフセービング協会(SLA)にSUVのスバル『フォレスター』を「ライフセーバーカー」として貸与し、県内の水辺の安全確保活動を支援する。(6月28日発表)
貸与車両は、視認性を高める「SURF PATROL」の文字を配した特別ラッピング仕様だ。高い安定性を持つシンメトリカルAWDに加え、運転支援システム「アイサイト」を搭載し、海岸沿いや山道での巡回活動をサポートする。車両にはAEDなどの救助機材を積載し、7月から8月末まで静岡県内の海岸を巡回しながら安全啓発と救助活動に従事する。
スバルは「2030年に交通死亡事故ゼロを実現する」というスバルの目標を共有し、「いのちを守り輝かせるその思いに垣根はない」との理念のもと、2020年に神奈川・千葉・静岡でのライフセーバー支援活動を開始。現在は「一つのいのちプロジェクト」として全国に取り組みが広がっている。
静岡県内の「交通事故ゼロ」を掲げる静岡スバルと、「水辺の事故ゼロ」をめざすSLAとの協働は6年目を迎え、2020年から継続する取り組みを実施し、交通事故防止啓発や社員・顧客向けのAED講習なども行なう予定だ。
また、静岡スバルは夏の交通安全県民運動に合わせ、7月11日に本社前の国道1号沿いで交通安全旗持ち活動を実施する。SLA所属のライフセーバーや静岡県警清水警察署とともに、「交通事故ゼロ」「水辺の事故ゼロ」の意識向上を訴える。