ホンダの研究開発子会社の本田技術研究所と、テラスカイグループの量子コンピューター専門企業Quemixは、世界初となる「量子状態を読み出す新技術」の開発に成功した。
この技術は、2050年カーボンニュートラル実現に向けた電池素材開発の加速に貢献すると期待されている。
ホンダは2050年に全ての企業活動を通じたカーボンニュートラル実現を目指しており、その一環としてエネルギー部材の研究に取り組んでいる。材料研究には分析が不可欠だが、従来のコンピューターでは膨大な計算リソースが必要となるため、高速計算が可能な量子コンピューターの活用を検討してきた。しかし、量子状態を読み出す際に量子状態が壊れてしまい、読み出し回数が増加して時間がかかるという課題があった。



 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
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